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50代から”幸福度”を上げていくための 5つのポイント

人生100年時代。50歳代は幸福に向けて、リ・スタートするタイミング。
 人生100年時代、人生の折り返し地点が50歳代です。サラリーマンは50代になると、それまで築いてきた幸福に危機感を覚え、セカンドライフに向けては、それまでとは異なる方法や価値観で幸福度を上げていかなければいけないことに気づきます。50代サラリーマンが、農業で幸福なセカンドライフを築くためのポイントを整理してみましょう。

① 「役職定年は、“セカンドライフのスタート期”の合図である。」 
 50代サラリーマンに訪れる役職定年は、給与ダウンとモチベーション・ダウンの2つのダウンによって、サラリーマン生活でコツコツ上昇させてきた幸福度を下降させてしまいます。それならば役職定年を、幸福なセカンドライフのために計画と準備を始める合図と捉えましょう。幸福度をアップさせるよう志すか否か、まもなく始まるセカンドライフへのターニングポイントとなります。

② 「新しい世界で、経営者として“やりたかったことをする”幸福へ。」
 50歳代は、サラリーマンとしての出世に限界が見え、仕事にも新たなやりがいが見つけられなくなりがちです。人に命令されたり、お伺いを立てたりする立場のまま一生終わっていいのかという迷いも湧いてきます。「一度きりの人生だから、やりたかったことにトライする」そんなセカンドライフにおける”自己実現”は、人間の欲求の最高ステージです。(byマズローの欲求5段階説)

③ 「“第2の人生を、自己決定した”という納得感は、幸福への推進力。」
 自分で選んだ道だから、たとえ儲からなくても楽しく暮らせる。楽しいことは、常に前向きに頑張れる。この好循環がセカンドライフを豊かにしてくれることは、明らかでしょう。そして、自己満足だけでなく、周りの人や次世代の人たちからも、「いい生き方だなあ」と羨望をもって見られるほどの価値があります。

④ 「“定年のない”農業に転職して、一生現役で生きる幸福へ。」
 定年や失業の不安から解放され、一生現役として生きられるのは、セカンドライフにおける一つの理想です。スポーツやビジネスの世界で長く現役を続けるのは、人との競争でストレスが多いでしょうが、農業においては自然が相手です。この豊かさを再確認しながら暮らしていくために、“マイペース&健康”を大切にしましょう。

⑤ 「新しい“ふれあいづくり”にトライする幸福へ。」
 まもなく会社というコミュニティを失うのなら、自分に合った新しいコミュニティをつくればいい。農業を通じて、地域を通じて、また、家族関係をより密で暖かなものにすることも、大切な要素です。また、幼馴染みや会社時代の仲間とのつながりも活かせるでしょう。新しいコミュニティづくりは、その努力を含めてセカンドライフを楽しく豊かにしてくれます。“人とのつながり”は、セカンドライフ・アグリを幸福なものにしてくれる一番大切な要素かもしれません。

5つのポイント

以上、Vo.6-9『セカンドライフの”幸福度”を上げていく5つのポイント』
*次回からは『人生を“幸福度”でマネジメントする』をお伝えします。
 また、今までの記事もマガジンにて公開しています。
#セカンドライフ , #農業 , #人生100年時代 , #幸福 ,

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