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人生を”幸福度”でマネジメントする。     そのメリットは?

「幸福のための努力って?」そのモヤモヤを晴らしたい。
 幸福は持続させるのが難しく、特に農業は儲からないために就農5年以内に多くの人がやめてしまいます。「心豊かに暮らすために農業を」という志を忘れずに、どう努力していくかを自己管理するための指標(ものさし)が『持続性幸福度』です。言わば、自分をじぶんで励ますツールです。利点は、自分のどういうところの幸福度が高く、どういったところが低いのかが見える化できることです。 
 ちなみに、セカンドライフ・アグリ1年目の私の幸福度は、下のレーダーチャートの通りです。精神的な豊かさは大きな円に近いですが、農業は始めたばかりで儲からないため、経済的な豊かさは小さく歪なカタチです。今後、ゆっくりと生産物の付加価値を高め、収益を上げていけば幸福度が高まることが分かります。 

持続性幸福度10

注)レーダーチャートの描き方は、Vo7-2「人生を“幸福度”でマネジメントしよう。『持続性幸福度』」を参照下さい。

セカンドライフの幸福度を長期予想! 
 私の今後の20年間を、期待を込めてシミュレーションしてみました。就農5年目になると、農業スキルが向上して満足する作物ができるようになるでしょう。就農10年になる頃には、差別化できる品質の作物やサービスが出来るようになり、収益が改善。仲間もでき、ブランド化などにもトライできるように。そして、就農20年目にもなると、加工販売など新しいサービスにもトライを広げられるといいな・・。より大きな円形つまりバランスのとれた幸福なセカンドライフが築けると期待しています。

持続性幸福度8

1年目から20年目のレーダーチャートを重ね合わせると、私の長期的な努力の方向性が明らかになります。精神的な豊かさは、「初心を忘れないこと」で維持することが大切。経済的な豊かさは、「楽んでトライを続けること」でゆっくりと向上させるが大切なことが分かります。

持続性幸福度9

”幸福度”で考えると、長期計画がより楽しくなる。
 収益を上げるために「楽んでトライを続けること」を、どう具体化していくか? 私は、実現性はともかく、目標を掲げてトライするワクワク感が大切と思っています。子供の頃、遠足の当日よりも、どんなおやつやお弁当をもっていくか、誰とグループになって何処でどんな遊びをするかなど計画を立てる方が楽しく、長い時間ワクワクできたのと似ています。

身丈経営2

 セカンドライフは、ややもするとチャレンジ精神が失われて”老後化”するリスクがあります。常に目標をもってトライすることが大切ではないでしょうか。20年後には実際に、『持続性幸福度』において大きな円に近いレーダーチャートが描けるよう頑張っていきたいと思います。

以上、Vo.7-3『人生を“幸福度”でマネジメントする。そのメリットは?』
*次回は「セカンドライフ・アグリの成功とは?(提言編の最終回」を
 お伝えします。また、今までの記事もマガジンにて公開しています。
#セカンドライフ , #農業 , #人生100年時代 , #幸福 ,

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