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47つ目のあじ(トマガリヒーヒー&MAYORED) 辛いのが苦手な男が、"辛さ"を追求した夏

この連載で嫌と言うほど出てくる、おーるばっくと言う男。
今までこの事実を書いてきたかどうかの記憶はないが、書いてきた本人が「1つ目のあじ」から読み直すの本当に面倒なので確認はしない。
この男、ほぼオールジャンルで辛い味を苦手にしているんですよ。
そんな男が「もっと燃えよオニオン」とか作ってたんだから驚きだ。

それに気づいて燃えよオニオンを彼に差し入れした俺の優しさはもっと高く評価されるべきだった。



忘れた頃に出てきた魔改造

6月。
またアイツが実験をしていたのだ。

トマガリ。
これ記憶にある人はピンと来る名前。
なにかと言うと、クリスマスに売り出したピロバーレルに含まれていたレッドガーリックソースなんだ。
それが数日後、例のゆいまーる生誕祭にて「トマガリ」と改名されて販売されたんだ。
(執筆時点ではトマガリについてまだ書いてません。ここまで来たら年末までこのネタは寝かせてやろうと思ってます。)

それがなんとおーるばっくの手によって辛く魔改造され『トマガリヒーヒー』となったわけだ。

やっつけに行った。

赤い。

燃えよオニオン以降、
「タコザンギ(蛸ではない、タコス)」とか「レッドファイヤーブラックシュート(名前長い)」とか
「三毛猫屋のスパイス薫るパキスタンカレー(もっと長かった)」なんて味を出してはいたが全部辛さを抑えてたんですよ。

このトマガリヒーヒー、素直に言いますが辛かったです。
ただ、その辛さが後まで残らないのよ。
スッと辛さが消えてくの。
不思議だろう?

食べ終わりおーるばっくと話す。
このとき話してたことの詳細は書いてなかったが、この時始まっていたピロ丼亭で、スープカレーが出た直後だったこともあり、ちょっと白熱した会話が。

俺『よくスープカレーに手を出したな』
ばっく「まあキャプテンがカレー作れって指示出してたのでー」
俺『このために他の店行って勉強したんだな』
ばっ「いや?そんなことしてませんけど」
俺『え!?じゃあ独学か?』
ば「いいえ?食ったことないんで、想像ですよ。想像で作ってクルーに食べさせて味を確認しました」
俺『お前一度スープカレー食いに行ってこい』

この時のハッシュタグ、こういう意味だったんです。


ボーナストラック(ピロスープカレー)

その後、あいつキーマカレーとか、でっけえ野菜入りのスープカレーとか作ったんですよ。
で、なかなかタイミング合わなかったんですがやっと食べれたんです。

この時も聞きました。
俺『食いに行ったか?』
ば「いいえ」
この時俺がスプラシューター持ってたら確実に彼をカレー色に染め上げてたと思います。


一発当てに行ってた実験作

8月。
またしても彼は実験をしていたのだ。
ただ、様子がおかしかった。

これを見た率直な感想。
「当てに行ったな。」

俺個人としては場所的にもちょうど良い千歳と言う地。(大半の人にとってはそうじゃないんだろうけど)
勿論、やっつけに行きましたよ。

結論から言うと「エキナカで売れ」だったんです。
当たってました。
『食べるラー油の油抜き』と言ってますが、その通りに辛さ以外にも色々とアクセントになってて、それでもマヨのおかげで纏まってたの。
一つだけ言うと刺激足りないと思う人もいるだろうなってくらいで。
そこは自前で七味とか黒胡椒とか山椒とかガラムマサラとかカイエンペッパーとかを振りかければいいんですよ。

翌日黒胡椒持参して江別までドライブしてたんですよ。
我ながら思いました。
俺もピロザンギに負けず劣らずイカれてるなって。


おーるばっくと言う男の実験は続く。
正解を出し、新札幌ピロザンギにその味が並ぶ日まで。
いや、並んでも終わらんだろう。(続く)

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