類は友を呼ぶ、気持ちのいいご縁。
『辞めたいな』と思い始めたのは、いつ頃だろう?
今の職場にきて、丸3年が経過した。
辞めたい、辞めたいと思いながらここまできた。
そして今も同じ気持ちで職場へ向かう。
わたしのやる気と向上心は、以前働いてた職場に置いてきた。
初めて就職した職場を辞めてから、ずっとアルバイトをしていた。
30歳目前で、バイトから正社員になった。
その職場がわたしのピークだった。
業種がよかったのか、環境がよかったのかは当時は分からなかったけど、とても楽しい日々だった。
もちろん、辛いこともあったし辞めたいと考えた時もある。
仕事のことばかり考えて、寝不足でも仕事に行った。
休みたいと思いながら出勤した。
今では考えられないことだ。
そんな職場が最近、閉店になった。
関わった者として、閉店後の食事会に招待された。
退職してから5年以上経過しているが、みんな温かく迎えてくれた。
普段は人に心を開かないわたしだけど、ここの人たちには心開いてるなーっと、ふと気付いた。
そして、この職場が良い思い出なのは、周囲の人の温かさだったと思い至った。
みんなとにかく優しい。
そして物事に対して真っ直ぐな気がする。
探り合うとか、疑う気持ちが少ないのかも。
なぜこういう環境になったのか。
久しぶりに会った元同僚と話しながら気付いた。
社長の人柄だ。
ここの社長はよく現場に出ていた。
そして社長の口からはあまりマイナスワードを聞かないし、いつも表情が柔らかい。
言葉も粗い言葉は聞いたことがない。
類は友を呼ぶってこういうことか。
わたしに強靭な肉体があれば、辞めずに働いていたであろう職場。
拘束時間長くて休みも少ない。
身体は疲労でクタクタ、休みの日も寝てばかり。
退職してから、健康ってこういうことか!と気付いた。
それでも憎めない、また働きたいと思える場所。
ある本でこんな言葉を見た。
『身体と心、心と人は繋がっている。だから気持ちのいい縁を大切にしよう。』
まさにこの言葉の通りだなと思った。
転職を考えて求人票をみているけど、なんだかしっくりこない。
わたしは無意識に、過去に出会った最高の職場を求めているのかも。。。
仕事の探し方、変えないと!
と思いつつ、こんな気持ちにしてくれる職場に、出会っていたことに感謝!
これからも、このご縁は大切にしたい。
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