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【続 窓ぎわのトットちゃん】を読みました


あの方の本を読みました。



義母から借りました



前作の「窓ぎわのトットちゃん」は

大分前に読みました。

現代なら発達障害と診断されてしまうで

あろうトットちゃん。

小学一年生で学校をクビ(?)に

なってしまうのですが

ちょっと風変わりなトモエ学園に

通うようになって…。

ああいう学校や先生に出会えたら

幸せだろうなと思いました。


これはその後のトットちゃんの話。

いろいろあって波乱万丈な人生だなと

感じました。

もっとも戦時中を生きた方は

各々強烈な歴史があると思います。

徹子さんの純粋さゆえに笑える箇所も

たくさんあり

そして純粋がゆえ運命に素直に

導かれていったのだろうなという

感じがしました。


感心したのは徹子さんの

お母さまの商才です。

戦争で夫が不在の間、疎開先で

女手一つで子供三人と自分の母親を養い

ついには戦火でなくなった家を

再建させました。

いいお家柄の出身だと思いますが

このバイタリティーはスゴいです。

もっともお婆様は筋金入りのお嬢様で

家事も殆どやったことなかったそうですが。


一番強烈なエピソードはコレです↓

徹子が小学生の頃疎開先へ行くため一人で

すし詰めの電車に乗っていた時

トイレに行きたくなって

人を掻き分け掻き分けやっとのことで

トイレに行ったら

トイレの中にも人が乗っていたので

仕方なく席へ戻ってきました。

そうしたらそこで知り合ったおばさんに

「こうやってやるんだよ」と

言われて見ると駅に停車したら

おばさんはその席でモンペを下ろすと

窓枠から白いお尻をつきだして

そこで用を足したそうです。

徹子が周りを見渡すと他の窓からも

白いお尻がいつくもでていたそうです。


今わたしにこれをやれと言われたら

絶対無理❗️

(犯罪になるっていうのもあるけどね。)

でも戦時中の方はそういう時代を

生きぬいてきたのだと思うと

頭が下がるというか

今ある境遇に感謝せずにはいられません。


正直言いますとやっつけ仕事で

読み始めた感は否めないのですが(オイ)

読み出したら面白く

一読してよかったなと思いました。


興味があったら是非。

(微妙な勧め方やな。)











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