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【読了】13歳からのアート思考

本書とはたまたま本屋で出会った。

建築学科で課題に取り組みながらも、建築デザインの良さや、傑作と呼ばれるアート作品の良さがわからない私は、「アートって何なの?」と思うようになった。そんな中本書に出会えたのは運命である。

本書を通して得た答えは、

アートには実体が存在しない。

ということだ。

アートは、受け手が「アートだ」と思うからアートであり、そしてアートに対する受け取り方に答えはない。

我々は社会というものが作った画一的なものの見方に、いつの間にか閉じ込められてしまった。

まずは、様々なアートやに触れて自らの感じ方、つまり感性を取り戻すこと。そして、身近に溢れているものに対して、画一的な見方から抜け出して違った見方で捉えること。

これらを日々の生活に取り入れていきたいと思った。

また、本書の最後の方に引用されているスティーブジョブズのスピーチは心に刺さるものがあった。 
  

自分の愛するものに真っ直ぐであること。  

 

まさに、今の私に足りないものであり、満たしていかなければいけない精神である。

この言葉を忘れずに生きてゆきたい。

2020.3.5

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