【10分で簡潔に】書籍『続ける技術』を知らずに目標達成不可能説【行動心理学】
「何かを達成するには努力や才能が必要か?」答えはNoです。必要なのは続けること。仕事で実績を出すにしてもダイエットをするにしても継続的に取り組めた人間が成功を収めます。こちらの書籍は継続する方法論を科学的に解説し、実践に導いてくれる素晴らしい書籍だったので、要点をまとめます。
素晴らしい書籍
『まんがで身につく 続ける技術 Business ComicSeries』⇒リンクはこちら
何かを達成するには「継続」が最強
例えば
「海外で活躍するために英語をしゃべれるようにする」
「健康のために禁煙に挑戦する」
「自信を持ちたいから筋トレをして腹筋を割る」
など、我々には達成したい目標がたくさんあります。これらを叶えるのは一筋縄ではいかず「努力」だとか「才能」が必要なのではないかと考えがちです。
ここで理解していただきたいのは「何かを達成するのに努力や才能は必要ない。必要なのは続けることだ。」ということです。
裏を返せば、「続ける力」を身に着けることができればたくさんのことに挑戦することができるようになります。ちなみに、私も格好良くあるためにダイエット、筋トレ、勉強を継続中です。
本noteを読んでいただいて続ける力を手に入れてほしいと思います。なお、丸パクリではなく私の言葉もたくさん入っているため、もっとよく知りたい方は書籍をお求めください。
行動の本質
人生は行動の連続です。朝起きるのも、ご飯を食べるのも、好きなことをして遊ぶのも嫌な仕事をこなすのだってすべて「行動」です。
行動の本質を理解しないと人生をコントロールすることはできません。当然、大きな目標を達成することもできません。
以下の章を読んで行動の本質である「種類」と「要素」を学びましょう。
2種類の行動
「行動」はさらに「過剰行動」と「不足行動」の2種類に分けることができます。難しい言葉が使われていますが要するに「やめたい行動」と「やりたい行動」です。
例えば
禁煙を方するなら
やめたい:タバコを吸う
英語を学ぶ方なら
やりたい:英語の勉強
ダイエットをする方なら
やりたい:ジョギング
やめたい:間食
のように、分割して考えることができます。続ける力を身に着けることでやりたい行動をやれるように、やめたい行動をやめられるようになるというシンプルなお話なわけです。
行動の要素3つ
我々がする行動は必ず3つの要素(3段階)で構成されます。それは
原因⇒対象となる行動⇒結果
の3つです。
わかりにくいと思いますのでいくつか例を出しますと
●熱い⇒エアコンをつける⇒涼しくなった
●お腹がすいた⇒おにぎりを食べる⇒満腹になった
みたいなことです。簡単ですよね。
次の章からはいよいよ具体的にどうすれば続ける力を鍛えることができるのかについて記述します。
続ける力①「原因をコントロールする」
行動の前には原因があるということは理解していただいたかと思います。ここからわかるのは行動をコントロールするためには原因をコントロールすればいいということです。
説明のためにダイエットをするSさんを例にします。
Sさんはポテチが大好きなのでいつもスーパーで買ってきて家で食べてしまいます。ですがそれではダイエットにならないので「ポテチを食べる」という行動をやめたいです。やめるために原因を断ちましょう。
ポテチを見て食べたくなる⇒ポテチを食べる⇒満足する
↓変換
ポテチが視界に入らない⇒ポテチを食べたくならない⇒食べずにすむ
というように家の中でポテチを見ないようにすればよいですね。
家にあるポテチは残さずすべて食べてしまうのであれば買ってしまうことを断つ必要があるかもしれません。その場合は
スーパーでポテチを見つける⇒買う⇒食べられるようになる
↓変換
スーパーに行かない⇒買えない⇒食べずにすむ
といった具合でコントロールをすることができます。
逆にやりたい行動を増やすにはやりたくなるような原因に触れる機会を増やすといいです。
例えば、ジョギングをしたいなら「痩せた自分を想像する」「目標としたスタイルのYoutuberの動画を視聴する」「お気に入りのシューズで外に出てみる」などが原因になるでしょうから、積極的にこれらを実践しジョギングに結び付ければよいのです。
続ける力②「結果に目を向ける」
行動した後には結果が返ってきます。ポテチを食べる⇒満足するのような状態ですね。
しかし、本当に満足するだけでしょうか?
一口にポテチを食べた結果といっても「逆にお腹がすく」かもしれませんし、「油で胃が持たれる」「食べてしまった罪悪感に見舞われる」などの結果も想定できます。
続けるために必要なのはこの中で一番使えそうな結果に注目することです。言い換えると「ポテチを食べてしまったら罪悪感に見舞われるんだぞ!」と自分に言い聞かせるのです。
そしてもう1つのポイントは我慢した場合の結果についても想像することです。
ポテチを買わない⇒ポテチを我慢する⇒痩せることができる
のように、我慢すれば目標に近づくということを強く強く理解するだけで行動が圧倒的に変化します。
やりたい行動を増やすときも同様の考え方です。ジョギングをすることで「痩せて自信が湧く」「目標に近づく」「憧れの体型になれる」などの結果を想像しましょう。
行動の本質:補足情報
行動は
原因⇒対象となる行動⇒結果
で構成されるとお伝えしました。実はもう少し細かく考えるとより効果的なコントロールが見込めるので補足情報として付け足します。その内容は原因と結果にもそれぞれ「環境」と「行動」との2種類があるということです。
ややこしいかもしれませんが簡単です。
部屋が熱いというのは環境です。自分の能力には関係なく単純にその場が熱いだけです。
一方、ポテチを見るというのは行動です。環境のせいではないので自分でコントロールすることができます。
ここからわかることとして行動の3要素はいくつか連続する可能性があるということです。この事実を理解していないと
ポテチを見る(原因となる行動①)⇒食べたくなってポテチを食べる(対象となる行動①)⇒甘いものが食べたくなる(結果①+原因②)⇒ショートケーキを食べる(対象となる行動②)
のように地獄のような連鎖にいざなわれてしまうかもしれません。
行動の前後にも行動が発生する可能性があるということを理解してください。
まとめ
◆何かを達成するのに努力や才能は必要ない。必要なのは続ける力。
キーワードは「行動」
◆行動には2種類ある。「不足行動」を増やし、「過剰行動」を減らして目標達成を目指す。
◆行動は必ず原因⇒行動⇒結果の3段階で構成されており、原因をコントロールし、結果を見つめることで行動を操ることができる。
おまけ:実践で使えるテクニック
こちらの書籍ではさらに続けやすくなるコツやキーワードがたくさん載っています。羅列してみるので気になった方は書籍をお求めください。私のTwitterでも知識としてつぶやいています。
・ライバル行動
・行動リサーチリスト
・メジャーメント
・見える化⇒フィードバック
・正しいゴール設定
・行動誓約書
どれも素晴らしいテクニックです。
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