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「40歳の壁」

あと何年教員を続けられるのか。
教育を変えられるのか。
現場で役に立っているのか。

「個性を大切に」などと謳う反面、
子どもたちに同じことを求めてしまう自分。
体裁を気にしてしまう自分。

当然、周囲も変わるわけがない。
自分も含めて、現場は常に”100m走”の繰り返し。
何が正しいのか。
何を変えないといけないのか。
考える気力を失っている仲間もたくさんいる。

世間やメディア、保護者、地域からの圧力に重圧を受け止める。
校区内、市や県、国からの求めに合わせるベクトルが働く。
ベテランも、新任も、
感じていることある。
もどかしさを感じる。
伝えたとしても、空論になったり、単なるグチになったり。

私たち教員が、働きがいを感じず、幸福感をもてないまま仕事をしても、同じような人材を”生産”するだけだ。


「40歳の壁」、著者の尾石晴さんのメッセージは大変興味深い。

自分は何を伝えたいのか。
『自分を偽らず、提供できる「価値」を発信し続けて、コツコツ発信』
する。

思っていることを言語化する大切さを痛感。
言語化することで、「あれ?」と気付く。

自分は何を伝えたいのか。
何をしたいのか。

改めて整理してみよう。

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