もういない
寝る前に考え事をするのは、あんまりよくないと知っています。
特に薄暗いベッドルームで書き物なんかするもんじゃないのです。
センチメンタルになったり、絶望的になったり、夜ってとても素敵なのに、考え事には圧倒的に向いていません。
それでも考えてしまうのが人間というものです。
黙ってこのまま眠ればいいのに、なぜだか心拍数が上がって、落ち着いて眠れそうにありません。
わたしはここ数ヶ月、ずっと寂しい気持ちを消せずにいます。
わたしの文章が好きだと、素晴らしいと、絶対に形にするべきだと書くことを強く勧めてくれた人。
noteを書けば必ず読んで、いいねをつけてくれていたのに
ある日突然、いいねが無くなりました。
もう、読むのをやめてしまったのかもしれません。
1人のいなくなった人のことではなく
他のたくさんの読んでいる人のことを考えて書いて。
とある友人が言ってくれました。
それはそうなのかもしれません。
でも、このnoteを始めたきっかけを作ってくれた人はわたしの人生に大きな影響を与えてくれた人でした。
だから、寂しいのです。
どうやら、もういない。もういないようだ。
そう感じると、胸のあたりをぎゅーっと握りつぶされているような苦しさを感じて
息ができなくなってしまうのです。
あぁ本当に、夜の考え事はいいことがありませんね!
そろそろ手を止めて、灯りを消して、目を閉じる時間かもしれません。
人が読みたくなる文章は、明るい文章でしょうか。
それとも人の噂話みたいなゴシップ?悪口?
社会に訴える熱いメッセージ?
このわたしの今夜の呟きのような、寂しさしか滲み出ていない身勝手な吐露は嫌がられるものかしら。
心が敏感に生まれたことを、敏感どころじゃない、過敏!そんな心に生まれたことを
人は時に美しいと言ってくれるけれど
わたしはこの揺れ動きすぎる心を、捨ててしまいたいと時々思います。
寂しいなぁ。
だけど人に会いたいわけでもなくて、仕事以外ではすっかり引きこもり気味なわたしなのでした。
もう、いない。のかな…。
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