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【娘語録】なりきって喋ろうとするが…

お喋りが上手になってから、なりきりごっこをすることが増えた。
高頻度で登場するのが「赤ちゃん」と「ねこちゃん」だ。

赤ちゃんは我々も想像する通り、語尾に『ばぶー』とつける。
『おなかすいたばぶー』
『みるくほしいばぶー』
『あしょびたいばぶー』
『だっこしてばぶー』

この通りだ。
ときおり『生まれたいばぶー』と言われることもたある。
そのときは私のTシャツの中に潜り込んで胎児になりきり(胎動したりして)、ポーン!と言いながら出てくる。しかも『なまえよんで』『(胎動したら)イタイっていって』『おもたくなったなあっていって』と細かい要求が多い。
これを寝かしつけのときにエンドレスでやられると、つらい。
早く寝てくれと願わずにはいられない。

ねこちゃんになるときは語尾が『にゃん』になる。
『おなかすいたにゃん』
『みるくのみたいにゃん』
『あしょびたいにゃん』
『だっこしてにゃん』

最近はパパのベルトをしっぽに見立てて装着し、より一層のねこちゃんらしさを追及している。

5月頃はなりきり遊びに飽きたのか、全くやっていなかった。
しかし、ふと思い出し急にねこちゃんになったときがある。
その時は久しぶりすぎて喋り方を忘れたのか『あしょびたいねこ~』と語尾のチョイスを間違えていた。

ここ最近はお風呂で人魚になって遊んでいる。

『むすめちゃんにんぎょなの♡』
『ばしゃばしゃ~!』
『およぐからままみてて~』

保育園にある絵本でも読んだのだろうか。私は毎日人魚とお風呂に入っている。

『ままあしょんでにゃん~』

・・・!!!

双方に走る緊張。
娘のハッとした顔。
あたし人魚なのにねこちゃんの喋り方しちゃった・・・
そんなことを思っているかのような表情だった。

その後、何もなかったかのように人魚になりきり喋りだした。

『ままあしょんでにんぎょ~』

今日もお風呂での人魚ごっこが楽しみだ。

当たり前の幸せに感謝を。

最後までお読みいただきありがとうございます。娘のおやつ代にさせていただきます…!