【娘語録】なりきって喋ろうとするが…
お喋りが上手になってから、なりきりごっこをすることが増えた。
高頻度で登場するのが「赤ちゃん」と「ねこちゃん」だ。
赤ちゃんは我々も想像する通り、語尾に『ばぶー』とつける。
『おなかすいたばぶー』
『みるくほしいばぶー』
『あしょびたいばぶー』
『だっこしてばぶー』
この通りだ。
ときおり『生まれたいばぶー』と言われることもたある。
そのときは私のTシャツの中に潜り込んで胎児になりきり(胎動したりして)、ポーン!と言いながら出てくる。しかも『なまえよんで』『(胎動したら)イタイっていって』『おもたくなったなあっていって』と細かい要求が多い。
これを寝かしつけのときにエンドレスでやられると、つらい。
早く寝てくれと願わずにはいられない。
ねこちゃんになるときは語尾が『にゃん』になる。
『おなかすいたにゃん』
『みるくのみたいにゃん』
『あしょびたいにゃん』
『だっこしてにゃん』
最近はパパのベルトをしっぽに見立てて装着し、より一層のねこちゃんらしさを追及している。
5月頃はなりきり遊びに飽きたのか、全くやっていなかった。
しかし、ふと思い出し急にねこちゃんになったときがある。
その時は久しぶりすぎて喋り方を忘れたのか『あしょびたいねこ~』と語尾のチョイスを間違えていた。
*
ここ最近はお風呂で人魚になって遊んでいる。
『むすめちゃんにんぎょなの♡』
『ばしゃばしゃ~!』
『およぐからままみてて~』
保育園にある絵本でも読んだのだろうか。私は毎日人魚とお風呂に入っている。
『ままあしょんでにゃん~』
・・・!!!
双方に走る緊張。
娘のハッとした顔。
あたし人魚なのにねこちゃんの喋り方しちゃった・・・
そんなことを思っているかのような表情だった。
その後、何もなかったかのように人魚になりきり喋りだした。
『ままあしょんでにんぎょ~』
今日もお風呂での人魚ごっこが楽しみだ。
当たり前の幸せに感謝を。
最後までお読みいただきありがとうございます。娘のおやつ代にさせていただきます…!