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朝起きるとちゃぶ台にドイツ国旗。

 何かのことわざみたいであるが、そうではない。朝起きると、ちゃぶ台にドイツ国旗があった。この国旗は手作りで、以前書いた内容のために作成したものである△

手を触れずに写真を撮った。誰かが置いていった、ような雰囲気がある。見つけた瞬間、ちょっと冷やっとした。何故ならそれがそこにあるのは、物理的に不可能に思えたからである△

せっかく手作りしたので捨てずに取っておいたのだが、それらはちゃぶ台脇に積み重ねた箱の中に入れてあった。誰かがそこから摘んでちゃぶ台に運ばないと、国旗がちゃぶ台に載るのは無理である。筆者以外に誰がそれをするのか△

何かの掲示かメッセージか吉兆か凶兆か。「不思議、大好き」(by 糸井重里)なので、少しドキドキしながらあれこれ想像を巡らしていて…ハタと気が付いた。その国旗を作った時、日本とイギリスも同時に作り、運動会の賑やかし万国旗のように糸で繋げて壁に貼った。用が済んだ後もしばらく、壁に貼っておいたままにした△

その上に被せるように移動式遮光カーテンをかけたり取ったりしていた。その時には気づかなかったが、ある日、ドイツの国旗だけがこのカーテンにくっつき、しばらくそこに居たが、今朝方移動させた時についに力尽きた、ということか△

分かってしまえばつまらない。幽霊の正体見たり枯れ尾花、である。これからは、「朝起きるとちゃぶ台にドイツ国旗」も同じ意味合いで使ってみようかとばかなことを考えている。

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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!


追伸:ドイツ国旗を作った経緯はこちらにあります。お時間がありましたら…。


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