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アカメガシワかな? <スキマ草観察日記>

スキマ草(そう)と名付けて、道端のアスファルトの割れ目などに住んでいる植物たちを観察して楽しんでいますが、アカメガシワと思われるこの植物は、根っこの部分はスキマにあるかもですが、成長すると結構巨大になります。

葉っぱがでかいです。大人の手のひらよりも大きいな葉がわっさわっさしている樹も結構あります。背丈は1メートル前後のものを街中では見るチャンスが多いかも? でもそれ以上高くなるととにかく葉っぱが大きいのでジャマ感が出て、斬られちゃういや伐られちゃうのかもしれません。

近所で会える場所はフェンスにぴったり寄り添って、電柱を支える支柱の根元に、植え込みの中から、コンクリ壁の端っこ、などすぐに思い出せるのが四箇所ほどあります。

この中で、フェンス、支柱、コンクリ壁はある日根元の方からバッサリ、でした。大きさを例えるなら、まあまあの家の中に設置できるクリスマス・ツリーくらい? 

道路や歩道にはみ出し過ぎちゃうと、ダメですよね、やっぱり。でも復活する能力が高いのだそうです。

その土地の管理者の方とアカメガシワのそんな攻防を、通りすがりにただただ眺めて(観察して)いるだけのヒトは気楽です^^。

ようやっと名前を覚えつつあるアカメガシワちゃん。あ、今は花の季節で、それはヘッダー写真にあります。それを見ていただくと葉の大きさの割には、花が小さくそして線香花火のように繊細で色も淡いレモン色。

面白いですね。なぜ葉は大きく、花は小さいのか。様々な艱難辛苦(?)を乗り越えて、この姿になるまでにどれくらいの時間を費やしたのでしょうか。今ある姿がずっとこのままなのか、でも変わっていったとしても、生きているウチには見られないですよね。そう思うとなんか不思議です。


『スキマの植物図鑑』塚谷裕一著 中公新書 ¥1,000(+tax)を参考にしました。今まで、「植物の名前なんか覚えられないよ〜」と弱音を吐きまくっておりましたが、いくらなんでもスキなんだからと、もう少し覚えるようにしようと決意しました、と書けたら勇ましいですが、努力します、とは言おうと思います。(回りくどいですね^^)


少しでも身近な植物・自然ファン&関心ありますヒトが増えるといいな〜とも思いながらこれらを書いています。お読みくださり、ありがとうございました^^。



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