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スキマ草:脱走族、いや属

脱走属。勝手に名付けて遊んでいます。上の写真をよーく見ていただくと、木製の花壇から脱走しちゃいました、としか思えない、同じ種類の植物が、電柱の足元に、息づいています。(植物の名前が出そうで出ないです…すみません)

このような脱走属はよく見かけます。花を咲かせているパターンもあります。見るのは面白いですが、その地域の植生関係云々を考えると、ただただ面白がって笑ってていいのかしらん、と思ったりも一応したりしています。

園芸種って生命力が強いモノが多そうなので、脱走属がいっぱい増えてしまうとそこで元々も生きていた、本来の在来種とかを追いやってしまう印象があって、うーむ&ふむふむと複雑な感情も抱いたりもしています。

そこで最近は、明らかに(ここ重要です)それと分かる場所で、(どこかのお宅の)お庭から脱走しちゃったよ〜んと、道端や草むらで花を咲かせてしまっている園芸種を、可能な限りの範囲で少し引っこ抜いていただいたりしています。

いただいたその花たちは家に持って帰って、空き瓶に挿して枯れるまで眺めて楽しんでいます。

一本二本じゃどうにもなるものでもないとは思いますが、このままでいいのかなあと言う素朴なギモンが拭えなかったりするので…。

スキマ草を見ながらでも、環境問題やら何やら、色々考えられることはあるなあとか、沈思黙考タイムを時々持ったりもしています。

皆さんも道を歩く時、スキマ草に注目! してもらえたら嬉しいです。


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