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日々観察

 何かを歩行中に見つけると、観察してしまうクセがある。そして面白いと思ったモノはメモ代わりに写真に撮る。電話にカメラが付いているなどと、文明の利器も甚だしい。と言っては褒めていないことになるが△

数週間前、フヨウに似た植物の葉の上に、緑色の生き物を見つけた。鮮やかな黄緑と黄色のラインが数本、5センチほどの細長いカラダの背中に沿うようにすっと引いてある△

芋虫の類いは苦手なはずだが、そのビビットな色柄に引き込まれてしまった。他にもいるのかと探してみると、似たような姿の芋虫が数匹散らばって、大きな葉の上に載っていた。コワイはずだが、とにかくその色鮮やかさに引き込まれてしまった△

数日後、またその道を通ったので観察した。今度はその、ビビットなモノとは違う、小柄なしかし同じ系統と思われる緑色のカラダの芋虫を見つけた。1〜4センチとばらつきがある。背中の模様やラインも無い。小さいのは模様は一切なく緑の色だけ。それより大きいモノは、薄レモン色の点がポツポツとライン上に並んでいたりする△

彼らはビビット芋虫の、生まれて間もない頃からと少し成長した頃の姿なのかもしれないと思った。こんな風に変化していくのかと興味深い。あっちの葉、こっちの葉と総数は15〜20 匹くらいか△

本日彼らを探したが、一匹も見つけられなかった。鳥に食べられず無事に育ったモノはどこかで蛹になっているのか。人間に駆除されたモノもいるのだろうか。

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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!

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