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スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <8>

 数日前にシダ君と呼んで観察している、彼とすれ違った。前回の時にはまだ小さかった、右手側の葉っぱが成長していた△

一度は枯れかかったくらいなのに、再び芽を出し更には成長もする。しぶとい、と正直思った。九月になっても暑い日が案外、続いたからだろうか。しかし今日などは、少し蒸しっとはするが、あの夏の盛りから比べればだいぶ涼しい。このまま気温が順調に下がっていくとしたら、シダ君はどうするのだろう△

既に次世代のための胞子は飛ばし済みなので、後は余生か? 何はともあれ今年は根気よくちゃんと、定期的に観察すると決めたので今後の様子はやがて…分かることである△

ここでちょっと、軽くシダ系の植物について調べてみた。一口にシダ系、と言っても種類が非常に多い。そして人類誕生以前から存在しているらしい(人類誕生は約700万年前とか) 。太古の歴史を感じさせる植物、というのは分かったが、残念ながらこのシダ君の同定は出来なかった△

色々と調べている中で、胞子の様子を載せている写真を見つけた。同族とは思えないくらい、それぞれデザインが違っていた。色、形、etc. このシダ君の胞子は茶色がかったオレンジ色であった。細かい粒がびっしりと葉の裏に張り付いていた。しかし他のモノには、大きめな緑色の粒がくるんと丸まっているように見えるのもあった△

シダ系の世界も他と同様に広く、そしてどこまでも深い。シダ君がその扉を開いてくれている。

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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!


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