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【活動報告ver.4】押してダメなら引いてみようじゃないか

*100円とありますが最後全て無料です。

こんにちはよーへーです。
時の流れは早いものでイタリアに来てはや3ヶ月。

実は今月半ばまでは精神的に「辛いなぁ」という時間も長く、ゆっくりと迷い迷い前に歩いていました。

先週22歳の誕生日だったのですが、それを機になんだか気持ち新たに!となり、また走り始めた次第です。

メンタル強いんだか、弱いんだか。笑

そのあたりの個人のトピックも含めて、今回もいくつかの話題について話していきます。

■引っ越し

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さてまず、今月のビックイベントは引っ越しをしました

8月に練習参加中だったサッカーのチームと契約ができていたら、ローマではなく隣町のフィウミチーノ(東京と神奈川のようなイメージ)という場所に移動する予定だったのですが、残念ながら話しがなくなってしまったので、自分で家を探くことに。

ヨーロッパでの家探しは通算2度目。

マドリードのときはかなり手こずりましたが今回はすんなりと決まりました。

成長(?)ですね。

新居はブラジル人家族(お母さんと19歳の息子)とのシェアハウスです。
プチホームステイをしているみたいで楽しいです。

イタリア語が家の共通語なので日常会話は頑張られば。

加えて、住居が決まったので色々と落ち着きそう。

昨年はフィンランドやスウェーデンを中心に1年で10カ国以上での不安定な生活だったので定住地が決まったのは嬉しい限りです。
(これを言うと羨ましがられますが、かなり精神的にやられます。)

あと個人的な話しになりますが、昨年はチームに用意してもらった家に住んでいた時間も長っかたのですがやっぱり、自分で家を見つけると責任が生まれるし、言い訳できないのでこっちの方がいいですね

駅まで遠い
ルームメイトがどうちゃら家賃が高い
とか…笑

そんなこんなで新居での生活にも慣れてきました。

■ローマの街の現実…

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ところでローマの中心地から15分くらいとかなり街の中心地に居座ることになったのですが、改めてローマに住む人を観察していると様々な発見が。

日本人にとってイタリアやローマは
ファンシーで、
おしゃれで、
歴史があり洗練されている、

といったイメージを持っている人も多いでしょう。

しかし、実際には満員電車もあるし、ホームレスや道端に寝ている人も多いです。

街並みも観光地でこそ綺麗にされていますが少し外れたらゴミだめが噴き出しているところいたるところに見られます。

理想と現実は遠いなぁと感じると同時にヨーロッパの貧富の差、特に南ヨーロッパの経済格差をかなり感じます。

この言い方は少し大げさかもしれませんが、その光景は僕自身にもかなり危機感をもたらします。

しっかりと働いている人、道端で1日中お金をせがむ人、綺麗な服を着て楽しそうに仕事をする人、シワシワの服と疲れた顔でタバコをふかす人、そのコントラストがはっきり見えるからです。

日本人である僕が道端でお金をせがむほどの状況に今後なるかというと可能性は低いかもしれませんが、「努力しなかった結果」が両極端に現れているようで現状で自分のやっていることがなかなか「お金」や「目に見えた結果」と言う形で現れていないこともあり少し焦りを感じます。
(変な言い方ですがこれはいい焦りだと思っています)

そういえば、ローマで少し意外だったのは1人で外食をする人を見かけることです。
スペインだと1人でお昼とかを食べていると割と変な目でと言うか、なんで1人なの?といったことを言われたこともありますが、こちらはすこし日本的なのかもしれません。

(この話しの続きは最後にまた書いてあります。)

■70歳のイタリア語の先生の面白い日本人の話

さて2つ目のトピックですが、はじめに少し暗い話をしてしまったので笑える話を。

9月からイタリア語の学校が新たに始まりました。

2時間の授業が週2回なので、それほど生活に激変があるわけではないですが、そこでの先生が教えてくれた話しを2つほど紹介します。

●ストライキと日本人

1つ目が仕事と日本人の話しです。

先月の活動報告で有給を取らない日本人という記事を紹介しましたが今回はイタリアで働く日本人のお話。

イタリア(南ヨーロッパ)ではストライキがよく起こります。

ストライキは労働者が雇い主に対して何か不満がある時などに仕事を計画的にボイコットするということです。

よくある例だと、電車やタクシーなど公共の交通機関は時々、明日はストライキだから何時から何時までは電車はストップなんてことがあります。

日本だとあまりイメージつきませんね。

最近だと、7月にもローマ市内の地下鉄がストライキを起こすと言うことがありました。

バルセロナではタクシーがストライキで1日全く走らないという光景も見たことがあります。

そんなヨーロッパの1部地域ではお馴染みの(?)のストライキですが、大規模なものが数年前にイタリア全域で起こったらしいです。

そうなると必然的に会社も休みになります。
というか、行けないので仕事にならない
ですよね。

ストライキは突然起こるというよりかは事前に予告されるのでいつ起こるかというのは住民は把握できます。

その中で、とあるイタリアで働く日本人がとった行動に先生は驚いたようです。

だいたい想像つきますかね?



そうです。彼らは会社に前泊したんです。

先生によると、ベットもキッチンもないのにその日本人は前日にオフィスに行き泊まり、朝から仕事をしていたみたいです。

イタリア人だった、ストライキだったら喜んで仕事行かないのに、日本人はなぜ行くのびっくりしていました。

面白いですね。

この仕事に対するヨーロッパと日本での考え方の違いは非常に興味深い話題だと思うので、今後も探っていきます。

●専業主婦って幸せ?

2つ目は最近日本でも議論されることが増えてきている、女性の社会進出の話です。

この話の主人公はお医者さんの日本人女医。

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ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑