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「もうまったくニャーニャー鳴いて💢」からのI love you.


#猫のいるしあわせ

コロナ禍に猫を飼うことになった。そして180度違う自分になった。今じゃ猫おばさんを自認するぐらいニャ。笑。

半世紀を超す人生で一度も猫を飼ったことがなく、自分は絶対犬派だと思っていた。とはいえ、犬も子供の時に祖母が飼っていた犬がいた、というだけのことで、犬派と公言する根拠は何もないが。

でも猫は好きではなかった。明け方に盛りがついて鳴く猫が大きらいだったから。幼い頃、サザエさんのテーマ曲じゃないが、野良猫が家に入ってきて食べ物を盗むのを見たこともあり、いい印象がなかったから。

今思えば本当に申し訳ないが、コップの水を掛けて、追っ払ったこともある。猫アレルギーがあるわけでもなく、飼わず嫌いの可能性も高かったのだが、当時猫を飼うという発想は0だった。

それから数十年の月日がたち、ペットがほしいと思う家族ができ。家にいる時間も長くなり、貰い手が必要な猫を譲り受けたのが1年半前。

おそらく子供が成長し、手がかからなくなったタイミングが良かったのだろう。人間の年で言えば立派なレディに相当するが、もううちのベイビー、文字通り猫可愛がりの日々だ。

夜は時々枕を半分こして添い寝。あちらのゆっくりとした瞬きに合わせて瞬き返す。英語しか話さない家庭から来た猫だが、日本語で「かわいいねえ」「大好きよ」をI love you.と共に浴びせかける。

猫の生態について無知なこともあり、新しい勉強? 知識吸収も新鮮。

もっと早くから猫がいる幸せに気づけたのかもしれないけれど、きっと今がわたしにとってベストの頃合い。ずっと一緒にいようね。


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