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「強み」

「強み」を生み出す育て方

著 船津徹

自身の「強み」に悩む大人達が多い為、アドバイスの為の参考にあえて子育ての本を購入。
過去を振り返ってみる。

この中に「気質」について記載がある。
軸になる気質については、アメリカの心理学者ルイス・R・ゴールドバーグ氏の“ビッグファイブ理論“を紹介している。

開放性:好奇心、探究心、美的感性
天才気質
誠実性:まじめ、勤勉、几帳面、コツコツ
研究者気質
精神耐性:情緒の安定、機嫌が良い、楽観的
商人気質
外交性:外交的、社交的、話し好き、活発
パフォーマー気質
協調性:チームワーク、仲間意識、気配り
共感者気質

「強み」を生み出す育て方

私は営業職を長くやってきている。
パフォーマー気質の子どもは「営業職」に向いているのだそう。
ちなみにパフォーマー気質の子どもに合う職業は他に、

コンサル業、客室乗務員、記者、弁護士、商社マン、接客業、カメラマン、
スポーツライター、編集者、政治家、弁護士、起業など。

「強み」を生み出す育て方

タフでフットワーク軽い印象。
(キャリアチェンジも気質で選べば活躍できそう。。?!!)

私自身が、パフォーマー気質の子どもに過去該当していたのかを確認したくなった。


皆さんは子どもの頃何をしていた?


幼き頃の経験の内、今の自分に何が影響したのか確認したく、
小学生〜中学生半ばまでどんなことをしていたかなぁと書き出してみた。
なぜ中学生半ばかというと転校した為
幼き頃の大半を過ごした場所での経験だけ抽出。


【幼稚園〜中学生半ばまでの夢】
・花屋さん
・客室乗務員
・教師

【習い事】
・日本舞踊/8年
・ミュージカル
・ピアノ
・鼓笛隊
/フルート
・算盤、暗算/共に2級まで取得
・水泳
・アウトドア倶楽部(アウトドア活動、キャンプ等)
・カヌー倶楽部/4級取得(カヌーから自ら池に落ちてカヌーの水を抜いて乗り上がる等)
・学童?卓球倶楽部
・スケート(冬だけ限定)

【ボランティア】
・鉄道少年団
(何で鉄道だったかは定かではない)

【学校での遊び】
小学生の頃、放課後友人と3人で集まりCMをアレンジしたダンスと歌を作って
練習。
翌日黒板の前の台で歌って踊ってアンコールをもらう。練習する発表する日々。
色紙には「〇〇の歌良かったよ」などという声が並んでいる。

【学校外で友人と行った遊び】
・歌う
・踊る
・歌をアレンジ
・オリジナルの歌を作る
・役を作る
・セリフを作る
・演じる
・発表する(学校で)

・交換日記
・秘密基地を探しに山を冒険する
・川に入ってタニシをとる
・田んぼで泳いでいるエビやオタマジャクシをとる
・鬼ごっこ、ケイドロ、隠れんぼ等
(近所の幼稚園児〜中学生くらいまで皆んな一緒に遊ぶ)
・たまに友達宅にてTVゲーム
・家の庭でみんなでバーベキュー

※田舎だったので、登下校中に蛇を飛び越える等は普通だった。
田んぼのど真ん中で叫ぶ等。
びっくりするくらい毎日涙が出るほどお腹の底からゲラゲラ笑っていた時代。

【書き出して気づいたこと】
自身の経歴の中に、花屋(ホテル店)に勤めた時期がある。
(幼稚園の頃の夢が叶っていた。)

将来の夢と習い事が全くリンクしていない点。
おそらく私もそれほどそれになりたかった訳ではないのだと思う。

パフォーマー気質の子どもの伸ばし方について本の中の記載。

パフォーマー気質の子どもの「学力」の伸ばし方は
①野外活動②家庭討論③異文化体験

「強み」を生み出す育て方

うちの親が私の気質なんて考えていたかは分からないが、
いずれの項目も積極的に行っていた。
弟と私2人だけ、中国旅行の団体(子どもたちが参加する何かだったかもしないが)に押し込まれたり、家族でハワイに旅行したり。
アウトドアの活動に参加していたり。

その他、普通はお習い事に必ず入りそうな塾と習字はない。
※弟2人は習字に通った。私の人生では塾は中学3年生で初めて登場。

歌をアレンジする。役を作る。セリフを作る。
オリジナルソングを作る等自分で生み出すことを多くしている。
私が仕事をするにあたって、「手取り足取り」教えてもらうことを前提にした考えがないのは、
見て、聴いて覚えて、表現する習い事が多いからかもしれない。
また、人前での失敗を恐れずアドリブで対応することに抵抗がない(目的を理解してのアドリブ)ことも過去の経験によるものかもしれない。

また、自分の親意外の厳しめの大人から厳しい(優しい)指導を受けたことは
良い経験だったと考えている。(時には泣きながら通った日舞など。)
厳しい指導を受けたからといって現在萎縮するタイプではない。

多くの友人、多くの大人に出会い続けていたことで
「初めまして」に全く抵抗がない。
人を「笑顔」にする仕事をする大人を見ていたためか、
他人に一方的に意図的に意地悪をする心理が分からない。
そこに同調できないように育った。元々の気質なだけかもしれない。


【パフォーマー気質の子どもとは?】
「行動力」と「演出力」があるんだそう。
そう言う意味では、小学生の頃の友人との遊びや習い事はここに該当している。


大人になって憧れるのは研究するお仕事の方だけど、
やりたいけど向かないことと、気づいたらそこに馴染んでいることってある。


私は自然と「強み」を選択し続けたということなのかな。

自分を振り返ると本来の「強み」が見えてきて今手にしている物でよかったという確認もできる。


また、15年くらい前だが、カラーコーディネーターの方のお仕事にくっついて
回っている時期があった。(建物や内装、街の色を決めている方。)
その際、その方から「何になりたいか悩む人は多いけど、結局小さな頃やってた事におさまることがよくあるよ」なんて事を聞いていた。
例えば着せ替え遊びが好きだった子がアパレルやスタイリストとか。
占いを好きでよくやっていたから占い師だとか。

過去を書き出してみて共通点を見つけてみたり、自分がどんな遊びをどのようにしていたかを振り返ってみると新たな発見があるかも。

3つ子の魂100までも。
過去を遡れば自分の「強み」に繋がるかもしれない。



※ちなみにこの習い事。
兄弟含め塾は中3の頃に初めて通った。
兄弟達の進学した高校の偏差値は73、65、私は62。弟は習字、武道、馬に乗せられていた。
親が幼き頃の私達に何を身につけさせたかったのか。結果自分で「学ぶ力」はそれなりに身についていたのかもしれない。
「強み」の時代には全くいらない情報かもしれないが。

私の「強み」は習い事含めた子どもの頃の経験の中に見つけられた。

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