極上いちごスイーツ in 宮城。
はぴみんのずんだ党フードサミット いちご編 先取りトーク ③
いちご王国宮城では、より美味しいいちごを作ろうと日々研究に余念がないいちご農家さんたちに呼応するように、いちごを使った極上スイーツを提供するお店が和洋を問わず数え切れないほどあります。
今回の記事では、私はぴみんが選んだ、いちごスイーツ最強ラインナップをご紹介します。
仙臺だんご いち福
仙台では、たい焼きやお団子など、人気の和菓子屋さんの前にはお客さんの長い列ができます。
中でも、仙臺だんご いち福 は、開店前からお客さんが並んで、2時間で売れ切れてしまうこともあり、北海道や九州など全国からお客さんが訪れているそうです。
おもちの生地にもいちごが練り込まれていて、食べる前からいちごの香りが漂います。一口噛むと透明な甘い汁がジュワッと滴り、上品な甘さの白あんと大粒のいちごの組み合わせが絶妙で、とっても幸せな気分になれます。
地域で愛される江戸前寿司のお店をやっていたお父さんが、回転寿司の登場を機に、お団子屋さんに転身してできたお店を、現在は3人の兄弟が受け継いでいます。
お父さんがお寿司のシャリとして使っていた宮城県産ササニシキ米の食感と甘みを生かし、添加物・甘味料を入れないお団子の生地にして、素材の味が際立つ5種類のあんを注文を受けてからたっぷりつけるお団子が評判です。
だんご3兄弟は、お父さんの味をしっかりと守りながらも、新たな切り口からいちご大福のような魅力的な商品開発に励み、さらなる人気を呼んでいるようです。
(岩間隆司著「いち福 小さなだんご屋のはなし」幻冬舎 より)
完熟いちごや 燦燦園
完熟いちごや 燦燦園は、山元町のいちご農園「燦燦園」が 仙台のララガーデン長町に開設したいちごスイーツ専門店です。
直営農場の大粒いちごが新鮮で、とにかく甘くてジューシー。
大福の上にいちごが腰掛けているということでこのネーミングになったようですが、まさしく美味しいいちごが主役の大福です。
こしあんと抹茶あんの2種類があります。どちらもすっきりとした甘さながら、おもちと相まってしっかりといちごをホールドする味で、満足感を与えてくれます。
いちごスイーツ工房 アカイロコウザン
アカイロコウザンは、JRアグリ仙台のいちごスイーツショップです。いちごを赤色の鉱石と見立てるコンセプトで、スイーツデザインをしています。
アカイロの雪山ソフトは、オリジナルいちごソースがこぼれ落ちそうなくらいたっぷりかかっていて、シャーベットが混在しているソフトクリームは、シャリシャリしていますが、しっかりいちごの味がします。チョコ風味のワッフルコーンとのコンビネーションもいいですね。
アカイロの標本大福は、優しい甘みの餡子と生クリームが入っている柔らかい大福と、可愛らしいトッピングのいちごの組み合わせになります。
この2つがお口の中で混ざると、思わず (๑˃̵ᴗ˂̵) となる美味しさです。
kazunori ikeda individuel 南町通店
仙台にある kazunori ikeda individuel 3つのお店のうち、南町通店ではイートインができます。ショーケースいっぱいに並んだ超絶技巧のスイーツの中からどれを選んだかを店員さんに告げ、席に着き飲み物を注文して待っていると、こんな素敵なスイーツアートを施したプレートで供してくれます。
試食に付けてくださったショコラマカロンやアップルクロワッサンも、目を見張るような美味しさでした。
長い横文字のスイーツ名は、一度読んだだけでは覚えられず、忘れてしまいました。ごめんなさい!
オーナーは、動物や植物をモチーフにするのがお好きなようです。
ドリンクメニューにインコが描かれています。
テーブルの透明な天板の下には、可愛い子熊がいます。
イートインカウンターの横の壁にも、植物を模したオブジェが。
シェフ・パティシエの池田一紀さんは、24歳で渡仏。18年間の修業の後に、パリで開業準備をしていた時、東日本大震災が起こりました。
故郷で自分のお菓子を食べてもらおうと仙台に帰り、2011年12月には、kazunori ikeda individuel 南町通店をオープン。
パリで表現したかったことを、そのまま表現したそうです。
( kazunori ikeda individuel HP より)
Petite Joie (プチット・ジョア)✕ いちご屋 燦燦園
山元町の洋菓子店 Petite Joie が、やまもと夢いちごの郷で、いちご屋 燦燦園 の完熟いちごを使用したスイーツを提供しています。
なので、いちごそのものがすごく美味しいのですが、使用されているいちごソースやいちごのマカロンが、また絶品です。
とにかく、いちご濃度が強烈でクリーミーなソフトクリームでした!
ワッフルコーンも半分がいちご味で、いちごスイーツとしてとっても満足感があります。
ラ・クロンヌ・ドル
仙台駅から徒歩10分のところにあるラ・クロンヌ・ドルは、女性に大人気のカフェです。
私が訪れた日曜日は、イートインスペースが全て若い女性で埋め尽くされ、席が空くまで30分ほど待ちました。
いちごパフェにはレシピカードが添えられています。
底部のグラス沿いに敷き詰められたいちごの内側には、パンナコッタが詰まっています。
さらに、マスカルポーネと独特の香ばしさとザクザク感があるグラハムクラッカーがあり、その上に特製いちごソースがかかったバニラアイスとピスタチオアイスが乗っています。いずれもコクのある美味しさです。
そして、これらと競うようにいちごが盛り盛り積み上げられ、大きく渦巻き印象深い形のメレンゲクッキーとルビーチョコ細工が、ドーンとトッピングされています。
ひとつひとつの素材がそれぞれの味をしっかり発揮していてとても美味しいのですが、全体の味のハーモニーもすごくよいのです。
一緒に出される炭酸水を飲みながらいただくと、さらにいちごパフェが美味しくグレードアップした感じになります。プラス200円でセットドリンクを付けられるので、コーヒーも注文しました。 (^o^)
宮城では、いちごの季節はまだまだ続きます。
美味しいいちごの生食はもちろん、いちごスイーツ専門店や仙台いちごのお菓子が溢れる販売店が至るところにありますので、ぜひ、宮城に遊びにいらして、仙台いちごを堪能してみてください。\(^o^)/
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