#66 「競争」をつくる方法「共創」をつくる方法
みなさん「競争」は好きですか?
勿論、スポーツであれば、勝ち負けが点数で現れるため「競争」そのものがゲームのルールです。
しかし、社内での「競争」はいかがでしょう?
社内の競争を見て楽しんでいる人はいるでしょうか?
このブログを読んでいる経営者リーダーさんの中で、「はい!楽しんでいます!」とうい方がいたら、かなりブラック企業の匂いがするので、気を付けて下さい(;^_^A
さて、現在多くの会社さんが、社内で「共創」をつくりだしたいと思っているはずです。
しかし、思いとは逆に「競争」が起こってしまう現実があります。
それは何故でしょうか?
「競争」を起こす要因は一つ。
「個人で達成できる目標を設定する」
事です。
分かりやすいのが、営業です。
営業成績が棒グラフになって、壁に貼ってある。
個人の成績が一目瞭然です。
個人で達成できる目標を設定してしまっているので、競争が起こります。
個人で達成できる目標設定のつもりはなくても、結果的にそうなることもあります。
それは
「個人で達成できる目標だと思い込んでしまった」
という場合です。
美容室ではスタイリストさん(カットの技術ができる人)に対して、目標が与えらることが多いです。
しかし、スタイリストさんが複数いる美容室の多くは、アシスタントさん(シャンプーやカラーの塗布をする人)と共に働きます。
本来チームであるはずなのに、スタイリストさん個人に目標設定をして、インセンティブを与えてしまっているので、やはり「競争」が起こります。
美容室の場合、お店の中でお客さまの取り合いや、店販(商品)売上の奪い合いが起こります。
怖いですね~~~~~(日常茶飯事だそうですよ💦)
さて、では、「共創」はどうしたら起こるか?
それは、
「チームで力を合わせないと達成できない目標設定」
をすると、共創が起こりやすくなります。
(あくまでも、起こりやすく…です)
当社では、給与も賞与も、自分たちで決めてもらっていますが、賞与の分配は全員で達成した場合に分配をしています。
まだ、修正が必要ではありますが、「誰か一部分の人が頑張ったおかげ」ではないので、みんなで分配します。
そして、その原資がいくらになるのか?は、チームメンバー一人ひとりの力によるものです。
できることや役割に差があるので、多少賞与の差はありますが、社長が鉛筆なめなめをして、賞与の配分をカーテンの向こうですることはありません。
もちろん、分配率など、まだ改善の余地はありますが、年に2回の「給与賞与会議」で全員で話し合って決めています。
共創をつくることは、他にもステップがありますが、まずは「競争」が起こらないように、個人にインセンティブ(報酬)をつけることをやめてみませんか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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