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最も効果的なマーケティング手法は「自分がユーザーになる」ことである

私は15年ほどWebディレクターに従事していますが、15年目にして、初めて気づいたことがあります。
キッカケは、Webサイト制作を別の企業に依頼をしたことでした。
Webサイトはずっと携わってきたし、問題なく作ってきたのですが「依頼する」ということは実は初めてでした。
今回依頼したキッカケは、事業拡張に合わせて、パートナー企業がほしかったからなのですが、依頼してみて気づいたことがたくさんあります。

人によって捉え方が異なる表現をしない

「言葉」の定義を合わせるということはどの仕事においても大事です。

例えば、Webサイトを作る際、デザインを作る前に「ラフ」を作ることがあります。
私もラフを作るのですが、今回作ってくれたラフが、私が今まで作ってきたものとは異なっていたのです。
そのため、外注さんから確認依頼がきたのですが、何を確認したら良いのかわかりませんでした。

なので、「言葉」に対する認識を合わせ、お互いの頭の中で描く絵を同じにしていくことが大切だと感じました。

手を煩わせすぎない

人によって、どういうレベルでWebサイトに関わりたいかは異なります。
つまり、人によっては、デザインを全部決めたい。という人もいれば、デザインはすべておまかせしたい。という人もいます。
数年前は細かく自分で決めたい。というお客さんが多かったですが、最近はお任せしたい。という方が増えてきました。

そういう時、必要最低限用意してもらう情報はありますが(会社の内容など)それ以外は提案ベースで進めた方が進むし。相手も喜ぶなと思いました。

納期を守る

これは当たり前のように思いますが、XX日までに提出します。と言っていたのに提出してこない企業がありました。
もしかすると人によっては気にしないかもしれませんが、私は今後取引をしていく際には大きな減点ポイントになるなと感じました。
「納期を守る」というのは一番の信頼に関わる箇所な気がしています。
そのため、当たり前ですが、納期は守るということを徹底します。

まとめ

今回、初めて「依頼される」側ではなく「依頼する」側になって見えてきたことがたくさんあります。
マーケティングにおいてとても大事なことは「自分がそのサービスを使ってみる」だなと感じました。
競合分析も、もちろんWeb上の情報や、人から聞いた情報で分析することも大切ですが、自分の目で見て、足を運んで体感することが一番大切なのではないか。そのように感じました。

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