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女子高生が拒食症になった話(1)

自分のつらかった経験が、少しでも誰かのためになったらいいなと思い、綴ります。
私と同じように現在悩んでいる方、そのご家族の方にとって、拒食症から抜け出せる1つの参考になったら嬉しいです。

✳︎拒食症とは

体重が増えることに過剰に不安・恐怖を感じ、食べることができず、どんどん痩せていってしまいます。
中には、女性であれば妊娠できない身体になってしまったり、命まで落とす人もいます。

✳︎私の場合

高校3年生で157cmの身長で37kgまで体重が減りました。
生理も1年間ほど止まり、母に連れられて行った産婦人科でお医者さんに言われたのは、「このまま続くと子どもが産めなくなるよ。」そして、「お母さん、このまま続くなら精神科に連れて行ってあげてください。
母に泣きながら「なんで食べないの!死ぬよ!」と何度も怒られました。でも自分自身なぜ食べたくないのかわからなかったんです。

毎日くすんだ世界。テレビも人の話もおもしろくない。
今だったら、普通じゃない状態だったのはわかります。でも、当時は「体重を増やしたらダメ」に強く執着し、0.5kgでも増えた時には自傷行為し、怒って泣いて食べないという毎日でした。
 最初の目的はパフォーマンス維持のための体重減量が、37kgまで減った時は自分でも何がしたいのかわからなくなっていました。

これから少しずつですが、なぜ拒食症になったか、どうやって拒食症から回復したか、綴れていけたらなと思います。

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