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【エッセイ(ミニ)】若者神話

渋谷東急百貨店本店が本日(1月31日)で閉店、営業を終了したとニュースにありました。

私もよく利用させていただいていました。

大事な方、お世話になっている方へのお土産やプレゼントの購入はもちろん仕事の合間のランチやディナー、
観劇する前、した後のカフェでのティータイムなどなど。

コロナ禍になってから行く回数は減ってしまっていたのですが
やっぱり寂しいですね…。

跡地には36階建ての商業施設
そして若い世代やファミリー層を意識したテナントを揃えて
渋谷の活性化に繋げるとか。

なるほど。
若い世代の可能性は大きいので経済効果に期待できます。

いやしかし
この構想を立てたのは「若い世代」ではないんだろうな…。

渋谷の未来を担っているのは若い世代、ファミリー層もそうなんですけど「それ以外」の皆さんも充分に渋谷や東京を引き立ててくれると思うんです。

経済を語る上でまずはとにかく「若い世代」を取り込もうとされるのが常。
もちろんその明るい「若者神話」も魅力的なんですけど
「かつて若かった世代」の皆さんが楽しそうに暮らしている様子を見て
「今の若者」たちは自分たちの未来に憧れを抱き、夢を描くのではないかとも思ったり。

経済的安定を求めるならば少子化や人口減に向かっている今、「世代分け」と「そうではないやり方」のバランスをもっと考えてもいいのではないか、と思うのですが

どーじゃろか。


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