【ことばとげんご】
もっと話したいが言葉・・・言語の壁がある。
入院中、フィリピンのケアさんと出会って異国の人達と話すのは、とても楽しいと思うようになった。
彼らの国は島国で広く、昔はスペイン、アメリカの植民地だったこともあり、北と南で文化も違うと聞いた。
彼らの話を良く聞いてみると、タガログ語と英語と混ざって話している。
不思議に思って聞いてみたら、フィリピンも日本と同じで方言があり、通じないと英語を交えて話すと言っていた。
病院で働いてる大概のフィリピン人は、勤勉で頑張り屋だった。
帰宅後に勉強をすると言っていた。。
日本へは、特定技能制度で来ているようだった。
食事の時に色んな話をした。
系列病院で働いてるフィリピン人は概ねわかっているようで仲間意識も強い。
また、シェアハウスに住んでいるようで繋がりが強いようだ。
急性期病院で、お世話になったケアさんも知っており、パーティーをする間柄と言った。
ただ、シェアハウスはうるさくて勉強ができないとも言っていた。
その子は、シェアハウスからアパートに引越したそうだ。
自国では、看護師だったりPTだったり作家だったりしていたが、給与が安いので日本に来たと聞いた。
今だと円安でカナダやオーストラリア、韓国に行く人が多いと言っていた。それに言葉の壁が無いとも話してくれた。
では、なぜ日本に来たの?と聞くと日本は安全、アニメが好き、初音ミクが好き、そして日本人は優しいと言っていた。韓国人は怖いそうだ。
作家をしていた子は、どんな話を書いていたのと聞いたらホラーだそうだ。
ホラーといえば病院。
怖い話はないの?と聞くと、フィリピン人2人で深夜廊下で話していたら、通り抜けられないところを人が通って、その出来事にびっくりした2人は、お互いに見たって言い合ったと言っていた。
もっと英語が話せたらなー
もっと楽しかったのにと思った。
なぜもっと英語を勉強してこなかったのか悔いが残る。
そうだ、フィリピンのケアさんに自分から英語で話して通じるかやってみて違ってたら教えてもらえばいいじゃないか。
そして勉強すればいいじゃん!
そう思ってから、ますます話すのが楽しくなった。
お互いに日本語と英語の勉強になっていたと思う。
また、別のケアさんは、日本語3級試験に合格したと喜んでいた。
ちょうど妹の面会があり、お菓子を買ってきてもらった。
それを合格した子に合格のお祝いと言ってあげると大喜びした。
その時に聞いた話だが、フィリピンの人は試験に受かった人が周りのみんなに、ご馳走を振る舞うと言った。
まわりの皆さんに感謝するためだそうだ。
お国柄は、面白いなと感じた。
正月休み中に英語をもう一度勉強しようと思い、中学英語の本をkindleで購入した。
それと、あまりにも運勢が悪いので高島易断も買ってみた。
さ、令和6年の運勢は・・・
つづく
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