4月17日

 朝から嫌な夢をみた。あらゆるトラウマが見せた幻だ。気になっていること、悔いていること、それらを挽回しようとしても、現実では出来ないので、夢に出てきたようだ。
 自分の力ではどうしようも出来なかったことが、時々リアルな夢として登場する。現実との見境が付かなくなって、それが遠い昔のことなら、実際に起こったことなのか、夢で見たことだったのか、わからなくなってしまったものも多い。このまま変わらなければ、今日見た夢も、現実か夢だったのか、いずれわからなくなる類のものであるように思える。
 目標を達成しようとして我武者羅に動き、何とか自分で自分に科したノルマは潜り抜けたのだけれど、大分時間が押して後の予定が滅茶苦茶になった。
 どのくらい、時間が必要なのか想像も付かない。
 何処へ向かっているのかも、全く見えない。
 今、生きている場所が、本来いるべき場所なのか、大きな間違いを犯して誤って来てしまった場所なのか、まるでわからない。思うようにならなくて、何処かでこんなはずではなかったと強く思っていて、唯立っているだけで疲弊する。
 いつになったら生きたい生き方が出来るのか、それとも決して出来ないのか、集中していないとうやむやになる。目先のささやかな幸せさえ、しっかりと受け止められないままに…。いつかとても勿体ないことをしたのだと気付いて、何度も何度も泣きたくないのに、問題解決の糸口が見えないせいで、日常が平穏でなくなる。
 今を…今日は大事に出来ない日だった。

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