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26歳の夏に

もう26歳だ。初めてnoteを始めたのが23歳だったみたいだから、もう3年前なんだって。早いなぁ~ こうやって何か書くときは、いつも不安な時な気がしている。23歳のわたしは、あまりにも暇で暇で、時間はあるのにお金はなくて、どうしたらいいかわからなかった。 26歳の私は、仕事もしているし、お金もたくさんはないけれど、好きなものを少しずつ買うことはできる。 それでも、漠然とした不安はあるし、このままじゃダメなんだろうな~っていう考えも頭の片隅に常にある。 昔(といってもそ

    • きっとこれが別れじゃないでしょうと信じた日々のこと

      ワンフレーズ聴いただけで涙が勝手に出てくる歌がある。 わたしが留学した国で少し昔に大ヒットして、日本でもリメイクされた映画の主題歌だ。 『あなたは今、わたしのそばにはいないけど、いつか帰ってくることを信じて待っているよ。』というような内容の歌である。 留学中、付き合っていた留学先の国の彼に振られそうになった時、必死に引きとめて、なんとか二週間後にまた話し合うということになった。 二週間、できることはなんでもしなきゃいけないと思った。朝は早く起きて運動、学校に行くまでも

      • 男女の友情は成立しないおはなし

        男女の友情は成立しないおはなし その1 わたしには、留学に行く前、とっても大事な異性の親友が2人いました。 2人とも、ずっと一緒にいたいと思える、この2人がここにいるなら、留学に行きたくないとさえ思えるほど大切でした。 そのうちの1人は、わたしにとって、友達以上の感情があったので、素直にそう伝えました。 結果としてはうまくいかなかったけど、そうなることも覚悟していたし、わたしよりもずっと大人な人だから、たくさん考えて、悩ませてしまったと思います。 もちろんわたしも悲しかっ

        • とりあえず生中と日本酒一合、あと枝豆といかの塩辛

          わたしはハタチになるまで断固としてお酒を飲まなかった。大学生ともなれば、20歳を迎えていなくても気にせずアルコールを摂る人は少なくない。大学一年生、サークルの新入生歓迎会で常に浮き続けることになった。ルールを守るほうが損する世の中だと身をもって感じた18歳のわたし。 ようやくハタチを迎えた時、わたしにとってのお酒はいわゆる大学生の飲み会であるような、学校前の居酒屋の、ずらっと並んだ飲み放題メニューの中のカクテルたちだった。カシスオレンジやカルーアミルク、飲みやすくておいしい

        26歳の夏に

        • きっとこれが別れじゃないでしょうと信じた日々のこと

        • 男女の友情は成立しないおはなし

        • とりあえず生中と日本酒一合、あと枝豆といかの塩辛

          23歳、わたしは何に挫折したのか

          わたしは23歳の年女で、もうすぐ大学を卒業する。 バイトも授業もなく、時間はありあまるほどある。しかし同時に入学した友人は既に社会人になっているし、地元ではないところで進学したので気軽に遊びに行ける友人はあまりいない。まあもともと友人が少ないこともあるけど。 地元に帰るまでのあと約二週間、お金も友人もなく、これがきっと人生のロスタイムだろうな、と思えるほど実のない日々を過ごしている。 思えば23年間のわたしの人生、挫折したことが本当にない。 高校受験、大学受験も自分の

          23歳、わたしは何に挫折したのか