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カナタナタ
2020年5月26日 13:12
「面白さ」や、「有名になること」やらは果たしてそれほどまでの価値があるのだろうか。自分の身体や生活や生命を危険に曝すほどの価値が。リアリティショーの面白さって、リアルなことにあるんじゃなくて、切り取り方次第でどんな生活からもフィクションを紡げるという、編集にあると思っている。そうじゃなきゃ人の生活なんて見ていられない。フィクションであるということに安心して、ぼくはやっと人間を面白がる。その人個
2020年5月24日 22:27
肌蹴る光線のオンライン上映にて、ミア・ハンセン=ラヴ監督作「すべてが許される」を観た。肌蹴る光線とは、「上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映シリーズ」で、毎回とても面白い作品を上映している。その第1シーズン最後の作品が「すべてが許される」だ。前回上映された「コジョーの埋葬」はとても素晴らしく、こちらにも感想を書いたが(『映画「コジョーの埋葬」を観て』)、「すべてが許され