稲川陽子氏の素顔
ツイッターにて、小室圭氏は逮捕されており、替え玉が行動している、等と触れ回っている者がいるので調べてみた。
冒頭画像は、その者のアイコンと肖像から。
なお、ツイッターの名から絵文字を省いた
他では聞かれぬ驚きの話
2021年10月に結婚したので、その少し前。果たして本当なのか。
勿論、嘘だ。「ろだん」なる者の一味によるデマサイト等を「根拠」とし、更に妄想を膨らませているに過ぎない。その点は後述する。
流石に説得力が乏しく、賛同は少なかった。
陰謀論に嵌る者の典型か
ブロックをして、されて
この者は鍵を掛ける事も多いので、アーカイブも貼っておく
DMでも執拗
圭氏が3度目にして司法試験に受かったので、焦りだろうか。
しかし熱意が空回り、他者に耳を貸さず意固地になり、片端から敵認定し、孤立を深めていった。
以下、Hanakoと呼ぶ。
Hanakoの中身は稲川陽子氏
何者なのか、興味が湧いた。私も早々にブロックを食ったので調べるには手間も増えたが、なんと自ら名乗っていた。
Hanakoという名は、飼っていた猫の華子から採ったのだろう。アイコンも華子だろうか。
今から9年半ほど前。リンクを踏むとフェイスブックに飛ぶ。ログインを求められるが、私は登録していないので見る事が出来ない。削除済みにも思える。
とはいえユーザー名が、inagawa.youko、となっていると判る。
「稲川陽子」のフェイスブック
下を見てゆく。
inagawa.youko.3、がユーザー名。最古が2016年6月で、何か事情があって切り替えたのだろうか。
右側「似た名前を持つユーザー」下から2番目の「稲川陽子」は別人だろう。もう1つ同名があるが中身が無い。
名を含めて本当とも限らないが、フェイスブックは詐称に厳しい。
さて、この稲川陽子氏は、Hanakoなのだろうか。
同じ日付で、「キューイ」の表記も含めて同じ内容。同一人だろう。
リンクトインにも「稲川 陽子」がいる。すんなり見れる時と、サインインを求められる時がある。
稲川 陽子: LinkedIn
「個人投資家 - Stock trader」とあり、フェイスブックと同じだ。あとは、日本 東京都 東京、くらいしか載せておらず、情報が少ない。
「稲川陽子」のインスタグラム
ログインを求める表記だが、踏めば読める
これで全31件。縦に長いので中程で切って並べた。アイコンの肖像は2017年7月6日に投稿されており、フェイスブックの肖像と似ている。
daochuanyangzi、というユーザー名は後述する。
フェイスブックと同一人であり、Hanakoは、稲川氏なのだろう。
daochuanyangziの謎
ユーザー名は、稲川陽子の北京語読みだろうか。では中国人なのかというと、そうとは限らない。
インスタグラムでは、名を漢字で入れるとユーザー名が拼音(ピンイン)で変換される様だ。変える事も出来るのだが、拼音だと気付かず、偶然に並んだ文字列くらいに思っている日本人も多いのではないか。
稲川氏の場合は、拼音だと気付いているかも知れない。
フェイスブックを見るに、大清帝国のドラマに嵌っていた時期がある。中国語にも興味を持ち、知識を得ていても可笑しくはない。
こんな話もある。
『NIHON MURA(日本村)日本語教師・職員求人情報』、2018年9月17日付
「担当者 留学生支援部門 稲川陽子」とある。
勤務地は東京都世田谷区奥沢の研修センター。会社は渋谷にある。
この仕事を通じて中国人などと接点が出来て、ユーザー名が拼音だと気付いた上で、変えていないとも考えられる。
青果店のある世田谷区経堂が生活圏だとすれば、そこから遠くはない。
勿論、別人かも知れない。フェイスブックに記された勤務先とも異なる。
blue catも稲川陽子氏
言動が全く同じアカウントがある。なお、本稿の執筆後に凍った。
「皿」は美智子様の帽子に対する揶揄
以下、blue cat、と呼ぶ。2023年3月19日から現れた。
登録は随分と前だが、使っていなかったのだろうか。
blue catのアイコンと似ているが、胸の毛色が異なる。軒下の野良猫が子を産んだとの事で、アイコンは子の方かも知れない。
という訳で、こちらも稲川氏なのだろう。
Hanakoの方で警告や制限、ブロックなどで遣り辛さを感じ、使い始めたのだろうか。
しかし言動が同じなので、支持は広がらない。
Hanakoに対しblue catで訂正を入れている。同一人なのを隠す気もなさそうだ。
2023年9月9日の昼過ぎには凍っていた。4日ころから止まっていた様だ。
もう1匹のHanakoも稲川陽子氏
Hanako、97606、が同じだ。言動も同じで、アイコンは華子の若い頃だろうか。
2023年7月2日に現れて、これが初。当時、ツイッターが不調だった為だろう。解消されると殆ど使わなくなった。
blue catが凍ると、また使い始めた。
何故、同一人ではないとか、人違いだとか判るのだろうか。
本人でもなければ判るまい。
そもそも赤の他人なら気にも留めないだろう。
別人だと言い張ったとて、何の説得力もない。
稲川陽子氏が嵌った罠
「場所: 東京 世田谷区」とある。先の青果店は世田谷区経堂にあった。
菊のカーテンというデマサイトの嘘記事を紹介している。見てみよう。
切り取り、捻じ曲げ、妄想
下に貼ったのはアーカイブで、呟きから半年あまり後の採録になるが、その当時と同様と思われる。
『皇室newsまとめ 菊のカーテン』、2021年6月14日付、2022年8月30日の状態(表示は29日)
3章からなり、第2章で『ニューヨーク・タイムズ』紙(以下、NYT)に触れている。
NYタイムスも小室圭さんの特別奨学金詐取疑惑を報道
これが第2章の見出し。NYTの記事を紹介している。2018年の話だ。
補足として引用している『女性セブン』も、2018年8月9日号。
あくまでフォーダムのサイトにおける「婚約者」という表現についての件だ。
続いて、NYTの記事中に「日本のSNS上でのコメント」として下が紹介されたとの事。
漸く奨学金の話が出てきた。しかし、あくまで日本における声の一つとしての紹介であり、「特別奨学金詐取」だとNYTが見做した訳ではない。
第1章では「マーティン奨学金ゲットという不正受給が米国でも問題視」といった語句もあったが、それも「ニュースサイトのコメント欄」からなので、日本での話だろう。
結局、NYTからの引用は、先の「日本のSNS上でのコメント」(小室圭は~破談にすべき!!)しかない。
小室圭さん、詐欺罪で逮捕の可能性も
これが第3章の見出しで、他所からの引用は無い。
これは地の文であり、引用ではない。要は、デマサイトの筆者の創作なので信憑性は無い。
しかも、この嘘記事でさえ「逮捕の可能性も」としているだけであり、「その可能性は低そうだ」で終わる。
(既に)「逮捕」(された)という稲川氏の認識は可笑しい。願望が脳内で「現実」に変わってしまったのだろうか。
ちゃんと読めている人も居る。2021年6月15日 08:45のコメントから。
NYTの記事
残念な事に課金を求められる。
『The New York Times』、2018年7月20日付
読んでみると、「婚約者」の表現の件は導入に過ぎず、この手の形式的な日本社会に対する違和感が主題と思える。
先の「日本のSNS上でのコメント」(小室圭は~破談にすべき!!)にしても、日本社会の堅苦しさを示す例としての紹介であり、因習に悩まされる小室圭氏への同情を誘う要素とも言える。
それこそ、今の小室夫妻を応援する色合いを帯びた記事なのだ。
という訳で、NYTとして奨学金詐取を主張していない。まして、警察の調査だの逮捕だの、資格剝奪だのと言った話は無い。
しかし部分だけを切り取れば、NYTの論調を偽る事も出来る。『論壇net』以来、デマ一味が繰り返してきた手口だ。
女性セブン、2018年7月27日付
NYTの記事を受けたものであり、デマサイトで補足として引用された。
こちらも、警察の調査、逮捕、資格剝奪、等の話はない。
「宮内庁関係者」による学費免除への懸念は載っているが、圭氏に対する日本国内での不信の紹介であり、NYTとは関係ない。
NYTの記事は2018年7月20日付であり、それを都合よく切り貼って捻じ曲げたデマサイトの記事が2021年6月14日付。稲川氏は、この両者の混同から抜け出せなかった。
「日本のメディアのFake Newsを鵜呑み」が自己紹介になっている。
闇に棲まう猫
2023年3月初め、勤務先のサイトにおける圭氏の肩書は弁護士に変わった。
しかし稲川氏は諦めない。以前から唱えていた偽者説に縋り、深みに嵌ってゆく。
脳内の世界では、秋篠宮様まで逮捕されている。
KOMURO, KEI、という司法試験の合格者は同姓同名の別人だとか、美智子様は既に亡くなっているとか、他にも色々と言っている様だ。
あまりに荒唐無稽で、病んでいるのかとすら思えてしまう。容貌も数年の間に荒んでおり、加齢だけではなく、心の乱れが表れているかの様だ。
思えば、失望の連続だったろう。結婚、試験合格、弁護士登録、全て稲川氏にとって起こる筈がなかった。
読み違いを悟り、向上の糧とすれば良かった。しかし読みと外れた現実の方を否定し、脳内で物語を必死に紡いでいる。心の奥底では、自尊心が粉々に砕けているに違いない。
ツイッターで熱心なのも、そこしか居場所が無いのだろう。似た者同士で励ましあっており、カルトだ。
完全に否定された、稲川氏によるデマの一つ
『示現社』、2019年9月13日付
菊のカーテンはデマサイト
このサイトは変化が多い。掲載当時の様子も見てみよう。
掲載と同日の採録。今とは名が異なるが同じサイトで、URLも同じ。
『皇室 菊のカーテン』、2021年6月14日付、同日の状態
「文/木下聡」という署名がある。そして下方には筆者紹介がある。とはいえ内容が乏しいが。
どうせ名も経歴も嘘だろう。「ろだん」なる者の率いるデマ一味の筆名に過ぎない。その中で、『やとりえ』というサイトの絵師たる「やとけい」こと、杉山沙耶佳氏ではないかと思われる。
また、記事中に「皇室ジャーナリスト」が出てきて、その語りが太字で記される。これも筆者自身か、デマ一味の仲間だろう。
「ジャーナリスト」の自称は勝手だが、所詮は「まとめサイト」の作業員であり、切り貼り屋だ。凡そ取材などしておらず、妄想を並べるのみ。
記事にはユーチューブ動画を貼っている。このチャンネルの運営はデマ一味であり、いわばメディアミックスだ。だから内容や論調が同じでも当たり前。複数の場で載っているから信憑性がある、とは成らない。
一味の動画部門の担当は、誹謗中傷エログロ動画屋の、高木克俊氏と思われる。
このサイトは2020年8月12日に『皇室情報室』の名で始まり、改名を重ねた。「菊のカーテン」を含む時期が長い。
2021年12月27日の夜までに、皇室newsまとめ 菊のカーテン、に変わった。それを期に過去記事も含めて署名が消え、下方の筆者紹介も消えた。Hanakoが呟いたのは、この刷新から少し後の30日。
貼ってある動画のチャンネルは同じだが、こちらも刷新を重ねた。
例の嘘記事が出た少し後で、アイコンは発足以来の菊紋。
皇室速報ONLINE(皇室速報 Online)のリンクを右上に貼っている。これも一味のデマサイトで、出来て間もない。その後、『皇室遅報 Offline』に改名。
アイコンは鳳。チャンネル名は、更に何度も変わっている。動画は殆どを引き継いでいる。
この翌々日、2021年11月28日で止まった。
1年あまりの放置を経て、2023年の1月から、一味の別のチャンネルに動画を次々と移している。そちらのアイコンは狐の面。
そして2023年7月からは、その狐面アイコンのチャンネルの動画を菊のカーテン、『菊ノ紋ニュース』(後述)などに貼っている。
英文記事もあったが
稲川氏も頑張って、こんなものを見付けてきた。
英語圏でも奨学金搾取疑惑や、NY警察の注視、逮捕や受験資格の剝奪の可能性が報じられているじゃないか、と思う人もいるだろうか。
しかし、NYTのサイトではない。
『Archynetys』、2021年6月14日付、同月18日の状態(表示は17日)
菊のカーテンの記事の英語訳であり、記事名も日付も同じだ。
Imperial Chrysanthemum Curtain、が題の後ろに付く。皇室 菊のカーテン、の訳だろう。ユーチューブが被さると見えなくなるので、頃合いを見て読み込みを途中で止めるとよい。
Sentence / Satoshi Kinoshita、とある。木下聡だ。
ソース表示を見ると、この英文記事の方が5時間ほど遅く、菊のカーテンの方が早い。英文記事が先に出て、それが和訳されたのではない。Archynetys、というサイトの性格を知らないが、非英語のサイトの記事を英語に訳して紹介しているのではないだろうか。
その後、この英語訳「記事」は消えた。アーカイブは2022年8月が最後。Hanakoの紹介も、同年12月まで。
圭氏が試験に合格して弁護士になった為だろうか。出鱈目なサイトの嘘記事だと気付いたのか。それとも単に、古くなったからだろうか。
NYTの記事の筆者は東京支局長のリッチ素子氏
小内誠一なる者を信じてはいけない
手下を率いて、菊のカーテン等のデマサイトを濫造している。他の名も用いる。
美智子さま「皇室サイト」に大変お怒り 「国民はコメントを控えて欲しい。雅子さんをイジメていません」とのこと: 皇室情報室、2020年8月12日付、同日の状態
菊のカーテンの初記事。先述の通り、このサイト名で始まった。
「文/小内誠一」とあり、一味の頭目が書いている。下方の筆者紹介に「元宮内庁職員」とあるが知見を欠いており、嘘だろう。
小内系サイトを並べて紹介しており、5つ目と解る。
関係者がどうの、といった話は信じるに値しない。
『日本救察隊 Japan Salvation Patrol Corps』、2021年3月2日付
題の通り、元宮内庁職員と称する小内誠一なる者に対する考察。
仮に本物の元職員だとしても、小内氏の言動には矛盾と疑問が多く、それらを的確に指摘している。まして偽物なのだから、どうしようもない。
採り上げているのは他の小内系サイトなのだが、問題点は当然、菊のカーテンにも当て嵌まる。
『打ち首こくまろ』、2020年7月24日付
題の『皇室報道局』は、菊のカーテンの兄貴分に当たる。
菊ノ紋ニュースほか、幾つもの皇室デマサイトにも小内系サイトと共通する点があり、検証を経て運営は同一だろうと結論付けている。
これが書かれた当時は活きていたが、その後に閉じたサイトが多い。リンクが切れたので、それらを並べた画面が虫食いとなっている。
増やしすぎて飽きられたのか、続かなかったものが多かった。その盛衰ぶりが一目で解る。
菊のカーテンが出来るより前に出たので当然、言及はない。
『InFact / インファクト』、2020年1月29日付
菊ノ紋の記事が話題となったので、3番目で採り上げている。
曰く「疑わしい記事ばかりのサイトの未確認情報」。
菊ノ紋に対する評価は極めて低い。
『rabbitbeatの日記』、2020年1月23日付
『論壇net』というサイトがあり『日本国紀』の検証で名を馳せたが、皇室誹謗に転じて劣化を重ね、私に広告を剥がされて行き詰まり畳んだ。
菊ノ紋は、論壇netの後継サイトであると検証している。
* * * * *
論壇netの管理人が「ろだん」氏であり、小内氏であり、後継一味の頭目なのだ。
よって、菊のカーテンも、ろだん系デマサイトであり、信じてはならない。
『皇室新聞』というのも一味のサイトだ。互いの記事を、おすすめとして並べている。文章や記事を融通する事もある。
小内氏とは別に、元宮内庁職員の佐川良子なる者のサイトとして『宮内庁新聞』の名で始まったが勿論、騙りだ。程なく佐川氏は抜けて、サイト名も変わった。
なお、菊のカーテンから例の記事が消えた。稲川氏などは「皿婆」の圧力による隠蔽だ、とでも考えるのだろうか。
しかし、そうではない。
『皇室遅報 Offline』、2023年11月15日付、翌日の状態
小内系サイトの末弟で、2021年6月下旬に『皇室速報 Online』の名で始まった。しかし2週間余りで、兄貴分のサイトの過去記事の転載ばかりになった。そして人を食った様なサイト名に変わった。
年月の経過を考慮して出だしなどを書き換える時もあるが、そのままが多い。当然、流行らずコメントも少ない。
これも記事の融通の一例で、元のサイトからは消える事が多い。2年半近く経つが、文章は変えていない。冒頭の画像は変えている。
先述の如く、動画も展開している。それをぱくるチャンネルもあり、それをまた文章化するサイトもある。
ベトナム人による粗雑な複製もあり、日本語として変だったりする。まともに見るに堪えないと思うが、サムネイル等を見て真に受ける者も居るのだろう。
朝日新聞や、NHKなど信じない、という者がいる。確かに大手や老舗だからと言って妄信は危うい。だとしても、どこの誰が発したのやら判らない刺激的な話なら信じられるのだろうか。それでは本末転倒だ。
お読み頂き、ありがとう御座います。『論壇net』が閉鎖して時も経ち、世の関心も薄れるなかで『菊ノ紋ニュース』など別のサイトが同じ問題を繰り返しているのが残念です。ろだん氏たちの悪事を妨げるべく、ご支援を頂ければ幸いです。