経済情報ユーチューバーKei、皇室誹謗を始める
冒頭画像は、動画のオープニングから
この記事において、初期の活動の紹介が長くなったので分けた
動画を撮影して貼っているが、周囲を切り落としている。等倍でもない。
経済情報の時期の痕跡
後に実名が知られる様になったが、本稿では専ら「Kei」氏と呼ぶ。活動の途中から漢字の「京」に変わって久しく、その印象が強いが、その手前で終わる為。話の時期によっては京を使う。
配信が「本業」らしい。それまでの暮らし振りは不詳。
このチャンネルを2020年9月30日に登録。刷新を重ねており、これは最新の状態。
Economic News JAPAN、の名で始まった。
下は改名済みで、本稿で描く時期よりも1年ほど後。他にも色々と変化したと思われるが参考までに。
概要: 皇室ニュース専門チャンネル【KEI Channel 皇室 News】、2021年10月2日の状態
newsとなっているが、他ではNewsの表記が多い。
2021年3月15日に改名との事。その前の状態を知りたいのだが、アーカイブが残っていない。
背景が当初からのものでないのは明らか。
economic.news.japan@というジーメールの左側に、当初の名を留める。
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路線を変えた為か、初期の動画は残っていない。ツイッターに跡を偲ぼう。
ただし当時のアカウントは抹消済み。アーカイブに残っている分しか見る事が出来ない。
よって、「ない」と言っても、アーカイブには見当たらないという意味であり、存在したのに採録されなかった可能性はある。とはいえ多ければ残りやすいので、傾向を掴めるだろう。
2020年10月1日付(表示は9月30日)、翌2日の状態
チャンネルと同名で、その登録の翌日に当たる。
Kei、と名乗り、旬な経済情報を届けるとの事。
題材はレオパレス。以前は不動産業界に居たらしく、以降も度々採り上げた。
動画のURLを抜き出してみたが非公開。
11月4日付、同日の状態(どちらも表示は3日)
画像が出るが、動画のURL埋め込みによるサムネイル表示ではない。サムネイルを直に貼ったと思われるが、手間を掛けた理由は不明。
とはいえ、それが故に動画の非公開後も残った。
ストリーミングでのAIの使えなさが題材。ここまでは不動産を含めた資産運用や、持続化給付金の不正受給の話が多かった。
視聴者層を広げる狙いかも知れないが、配信が本業であれば不自然ではない話題。
11月4日付、同日の状態(どちらも表示は3日)
遺産相続の話は何度も扱っている。
動画URLを埋め込んだ呟きに、その動画のサムネイルを貼った呟きで補足。
写真ではなく文字が中心で、ここからは同様のサムネイルが続く。
ここまで、サムネイルを貼った呟きは無かった。始まって1ヶ月あまり、梃入れを図ったのではないだろうか。
11月10日付、同日の状態
『真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTER』の実況動画埋め込みに続く、サムネイル貼り付けでの紹介。左上はチャンネルのアイコンだろうか。
幅を広げる為の策にも思えるが、手に入れたゲームに入り浸ってしまい、不動産などの動画を作る時間がなくなってしまったのかも知れない。
視聴者が増えたのであれば、趣味と実益を兼ねるのだが。
この前後、8日に立皇嗣礼があり、13日には眞子様の御気持ち表明があった。
11月26日付、同日の状態
同じゲームの#4、とある。この間に、2と3もあった。
ここまで日に動画2つ程度で、皇室噺は見当たらない。
ただし、サムネイルに痕跡があるので後述する。
次は29日の皇室動画だった。路線変更の準備で止まっていたのだろうか。
路線変更の謎
Economic News JAPANの時期の再生リストが出来ている。概ね日付順だが、前後もある。メンバー限定も並ぶ。
2022年10月30日の時点で残っている動画を左から古い順に並べて撮影。
秋篠宮家や小室母子を罵っている。流行りの分野に参入した訳だ。
下が初の皇室動画。
ただし、オープニングに過去作のサムネイルが3枚、重なって表示される。
その1つには、紀子さ、結、もしかした、といった文字が見える。
皇室噺を扱った事はある様だが、残っていない。
オープニングとエンディングでは「日本の旬な経済情報」とあるので、従来のままなのだろう。
小室圭、眞子様の結婚で“地に堕ちる日本”|"Japan Falling to the Ground" by Marriage with Kei Komuro and Princess Mako:
Economic News JAPAN(当時)、2020年11月29日付
題は日本語と英語を並べている。ツイッターを辿った限りは初の試み。
音声は日本語で、日本語の字幕が下端に出る。英語の字幕が被さるが非表示にも出来る。文字起こしも英語で、同じ文かも知れない。
この後は英語を付した題を見なくなる。英語圏への配慮なのか、皇室動画の中で目立とうとして英語のチャンネル名に合わせたのか、定かでないが、英語要素の組み込みは、これ切りで終わったのではないだろうか。
返信部分は見ていないが、コメントは全て日本語だった。それも考慮したか。
再生回数は31万5000を超え、チャンネル内で最高。コメントも700を超えている。
路線変更の前が残っていないので比べる事が出来ないのだが、全て消しているからには、手応えが大いに違ったのだろう。
しかし独力だったのかどうか。
概要から。同日付6時前の『デイリー新潮』の記事を挙げている。
どうやら新潮の記事の後に、小室圭氏の「黒歴史」を付け加えて纏めた様だ。そちらの典拠は不明。
11月29日付(表示は28日)、同日の状態
この動画を紹介している。表示では28日の20時過ぎだが、ウェイバックマシンというアーカイブでのツイッターは北米西岸時となる。冬側なので日本より17時間の遅れ。
アーカイブの採録の表示は、ロンドン辺りが基準の協定世界時で29日の4時過ぎ。日本から9時間の遅れで季節変動はない。
という訳で、29日13時過ぎの呟きが直後に採録されたと判る。
この呟きの直前に動画も投稿されたとしよう。新潮の記事が出てから7時間ある。
「動画」と言っても、専ら音声と字幕が流れるのみで動きは少なく、尺は10分余り。作業時間としてなら足りそうに思えるが、Kei氏には疎い分野だ。一から調べて素材を選び、裏を取るとなると慌ただしい。
まして英語訳の必要がある。音声は日本語なのに、文字起こしは英語だ。自動生成ではなく、作って添えたのだろう。英語字幕と同じ文かも知れないが、手間は増える。
止まっていた2日間を下調べに割ける。しかし早朝の新潮の記事を採り入れた部分が5分ほど、全体の半分を占める。
「黒歴史」だけで作る心算が、使いたい記事が朝に出たので採り入れたとすると、始めは5分ほどの予定だったのだろうか。それでは他の動画と比べて短いが。しかも、その部分の出典・参考が無い。
そもそも別の2つの動画として出しても良かったろう。
新潮の記事は、30日に放映予定の秋篠宮様の誕生日会見を踏まえたもの。20日に収録されており、特に「結婚を認める」という点が噂として広まっていた。
例えば前日までに、Kei氏に素材として送っていたのかも知れない。何日も前に書き上げる事の出来る内容であり、公開が29日の朝だったのは、会見放映まで24時間を切った為だろう。英語訳なども新潮で済ませて送ったとしたら、Kei氏の手間が減る。
だとすると、非公表の連携といえる。それなら、丸写しでも著作権の争いは生じない。打ち合わせてあるだろうから。
勿論、私の想像でしかないが。
路線変更の後は、日に1つくらいに減った。
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皇室史上、かつてないほど批判される“秋篠宮家”~国民のことをまるで考えていない~: 11月30日付
秋篠宮様の誕生日に当たり、会見は未明に放映済み。
下は、開始直後を撮影。前日の動画と同じだが、英語字幕が掛からず見やすい。
Economic News JAPANのオーナーのKeiと名乗っている。
ツイッターやチャンネルの初期のアイコンが残っていないのだが、この地図状の意匠だったのだろうか。
字幕と文字起こしは自動生成の日本語。やはり前日だけが例外に思える。
再生6万6000回余、コメントは150余。続けて出した割には随分と減った。
概要から。また新潮だ。実際、下の記事を読み上げただけといってよい。
題の「炎上」が「批判」に置き換わっている理由は不明。
10月22日付なので、1ヶ月以上も前。立皇嗣礼を過ぎてからは少々、時期を外した感もある。
とはいえ、SNSの炎上を誘う動きにも見えて、誕生日に「ぶつける」には悪くない内容ともいえる。誕生日の会見が受け入れられては困る連中が喜びそうな動画だ。
むしろ、疎いKei氏が以前の記事から上手く選び出せたものだ。新潮から勧められたのだろうか。
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皇室のトラブルメーカー「秋篠宮家」、眞子さまの次は「佳子さま」、姉の擁護のご自身のためだった!: 12月1日付
愛子様の誕生日だが構わず、前日までと似た話題。
再生3万3000回弱で半減、コメントは40余と激減。2022年なら悪くないが、当時としては平凡だ。
概要から。またまた新潮で、下の記事を読み上げている。
11月30日付で鮮度は高いが、佳子様の交際については情報が錯綜、などとしており精度は低い。
いづれにせよ、眞子様への嫌悪を佳子様にまで広げ、秋篠宮家全体へ及ぼす狙いだろうか。
続けて「Keiの想い」なる部分を加えている。
あまてらすおおかみ、と下端の字幕にあり、音声でも同様。しかし「御」が入っているので、あまてらすおおみかみ、と読む方が良い。
そう、疎いのだ。
秋篠宮家や小室母子への新潮の敵意は突出していた。皇室に知見のないKei氏に対しての支援、遡って路線変更の提案を考えたくもなる。
新潮は翌年のデモも初回から取材し、報じていた。
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時代錯誤の「皇女」制度は“終身雇用”、年収は600万円~小室圭、バラ色のヒモ生活~: 12月2日付
再生1万9000回余で、2万を割った。一方でコメントは増えて70弱。
概要から。2つの記事に拠っており、どちらも新潮ではない。
まず『東スポWeb』から全体を読み上げ。
『女性自身』から続けて読み上げる。内容が被る為か、途中から。
東スポWebは、結婚反対デモから選挙まで京氏を採り上げ続け、その後も「識者」として登場させた。
蜜月であり、支援者の如き印象。
女性自身は、結婚反対デモを率いる“皇室系YouTuber”の京(けい)氏を好意的に報じていた。
結婚反対デモが行われた、と単に報じるだけの媒体と比べ、近さを感じる。
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結婚問題が影響か?女性宮家創設見送り~各テレビ局はどう報じたのか?~: 12月3日付
再生1万回余まで落ちた。コメントも20余。
概要から。これも2記事を読み上げている。
4度目の新潮だが、むしろ「静岡福祉大名誉教授 小田部雄次(日本近現代史)」の見解の記事化なのが気になる。
2022年7月の選挙に得票率0.25%で惨敗し、その後はどうするのか、本人も支持者も沈んでいた。それが10月2日の小田部氏のオンライン講演会が決まり、その予告から息を吹き返した印象。
# 政治によって捻じ曲げられた皇室(略): 久保田 京(くぼた けい)@kei.kubota(当時)、2022年10月2日付
講演の冒頭1分弱をTikTok動画とした様だ。題の2つ目のハッシュタグ以降は略した。
その後、名とアイコンは変わった。
開始時点を撮影。上の小田部、下の京、両人で親しげだ。
世を動かせず、むしろ経理の不明瞭など粗の目立つ京氏に対し、小田部氏が救いの手を差し伸べるが如き姿に映った。
いつ頃からの仲なのだろうか。
『週刊女性PRIME』の記事で、テレビ報道を纏めている。よって、Kei氏が直に番組を見た訳ではない。
結婚に賛同的な姿勢が目立つ。動画のコメント欄では番組への批判が多く、ネットとの差なのだろう。
週刊女性PRIMEでは「結婚反対デモ」の語が出ただけで、主催者には触れなかった。
翌4日も皇室噺で、2万2000回を超えたが、5日は異なった。
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12月5日付、同日の状態(どちらも表示は4日)
渡部健の謝罪会見で、路線変更前に戻った様な題材。その為か、残っていない。
会見が3日だったので、変更前からの蔵出しではない。
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伊吹氏の見解を全否定する憲法学者「税金で暮らしているのに、自由でいい!?」: 12月6日付
皇室噺に戻った。再生1万3000回余、コメントは40。
概要から。下の記事を読み上げている。横田耕一・九州大学名誉教授の見解が核。
しかし4分半ほどで終わる。オープニングだけで1分間ある。
その後にKei氏の主張が3分半ほど、読み上げと同じくらいの尺だ。
5分過ぎ、下端の字幕に安積明子氏の名がある。
安積氏は小室夫妻の結婚を批判する本を出した。篠原常一郎、横田由美子、両氏の動画に出ており、『テーミス』誌とも仲が良い。
新潮とはまた別に、秋篠宮家と小室家を罵る軸の一つの感がある。
疎い者は、特定の論者に頼る傾向が強くなりがちだ。Kei氏にとっては安積氏だったのだろうか。
しかし、韓国発祥のキリスト教系カルト教団たる統一協会の『世界日報』で度々書いている人だ。
'安積明子'の検索結果: 世界日報アーカイブス、2022年7月20日の状態
2018年1月から2021年3月まで、会員限定や音声を含めれば9回、登場の常連。 読者会「世日クラブ」でも講演している。
7分10秒あたり、下端の字幕に「皇族は人間ではなく、神に近い存在」とある。
Kei氏の支持者には革新的な人も少なくないと思うのだが。
なお、続く部分では「天照大御神」を、あまてらすおおみかみと読んでいる。覚えた様だ。
8分32秒あたり。更に下の文が続く。
未だ路線変更を決めた訳ではなく、一時的な寄り道の感覚だったのだろうか。
「昨日配信された記事で、気になるものがありましたのでご紹介」で概要が始まる。
皇室噺は4日まで、5日からは戻す心算が、Kei氏を含む結婚反対の声に対し、憲法学者からの「横槍」が来たので、同じ尺で反論する動画を出したのか。
なお、初めてBGMを無くしてみたとの事。好評だったのか、手間が減る為か、この後はBGM無しにした様だ。
そして7日は投資とドコモの2動画だった。
皇室誹謗に軸足を移す
眞子さまに抗議殺到〜結婚に何も言えない秋篠宮さま、国民の本音は?〜: 12月8日付
皇室噺に戻った。再生9000台で1万を割った。コメントは40余。
概要から。3つの記事を使っているが、順番は異なる。
『NEWSポストセブン』だが『週刊ポスト』であり、『女性セブン』ではない。読み上げた後で「Keiの想い」を続けている。
女性セブンの記事で結婚反対のデモが行われた、とするのみで、主催者に触れていなかった。
しかし参院選出馬を5月末に、NEWSポストセブンで採り上げ、経歴や支持者の声などを詳しく報じた。
『AERA dot. 』が2番目。全体で4頁から、1頁目の前半のみを読み上げている。電話による「抗議殺到」のみ使い、4人の先達の話を捨てた。そして「Keiの想い」を続ける。
個々の生涯には関心が無いのだろう。
『文春オンライン』が3番目で、全体の説明に続き、賛成派のみの所まで読み上げている。慎重や反対の部分を捨てて読まないのは意外だが、そこに「Keiの想い」を続けて、あくまで反対を主張している。
文春は結婚当日のデモを採り上げた。複数の写真に加え、京氏の言葉を長々と載せた。好意的にも思えるが、一方で「主催者だという男性」という表現には距離を感じる。ユーチューバーとも記していない。
構成の狙いが解らない。出た記事を並べ、長さを加減しただけにも見えてしまう。
皇室噺が続くが再生回数が落ち込み、翌9日は3000弱と2000余。コメントは一桁だった。
10日の皇室動画は残っていない。11日は出したか不明。
12日の1つ目は皇室噺で、再生9万回を超え、コメントも150弱。盛り返した。
2つ目は、菅義偉首相への批判だった。
18日に相続税、20日に著名人と政治家の特権意識の話が挟まるが、21日まで皇室噺が続く。
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小室圭さんに対して「破談にするしかない」と国民・有識者が厳しく断言する理由: 12月21日付
この日の2つ目。また再生回数が減っており、同日1つ目は9000弱だったが、これは4万を超えた。コメントも110余。
次の皇室噺は翌年だった。日数が開いたので、伸びやすかったのかも知れない。
概要から。同日朝の記事を読み上げている。
内容はさて置き、小室佳代氏の元婚約者の代理人は記者であり、『週刊現代』での仕事が多かったと言われる。
騒ぎが大きくなる程に「売れる」のだから、解決から遠のくばかりだろう。非弁の疑いも強い。
そして結婚反対の記事の中には、この「代理人」が書いたものもあるのかも知れない。だったら自作自演だ。
現代には、結婚反対デモを採り上げた様子はない。
しかし同じ講談社の『FRIDAYデジタル』では、「主催したのは皇室系ユーチューバーの京(けい)氏」として好意的に紹介している。
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12月24日付(表示は23日)、同日の状態
間が空き、前首相の安倍晋三への批判が2020年の最後。路線変更後は、これを含めて非皇室噺が7、皇室噺は20だった。
結局、1日の愛子様、9日の雅子様の誕生日は採り上げなかった。後から見ると意外に思える。
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2021年、『小室圭』の闇は更なる深みへ!不可解な行動と『黒い思惑』: 2021年1月1日付
11日ぶりの皇室噺で、再生3万4000回余、コメントは50余。
概要の出だし。なお、この動画では典拠を挙げていない。
これまで「動画」と言っても、殆ど文字しかなかった。この動画では小室圭氏に纏わる出来事を年表にしており、手間を掛けている。
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小室圭、CIS時代の黒い疑惑「私は人生を狂わされた」: 2021年1月4日付
再生回数は2600を割った。コメントも20弱。
CISは、カナディアン・インターナショナル・スクールの事。
概要から。下を読み上げている。その後に「考察」を加えている。
有料記事であり、冒頭の僅かな部分だけが無料。しかし全文を使っている様だ。出典があっても、宜しくないだろう。
学生時代の苛めという受けそうな内容なのに、回数が伸びなかったのは、違反の申し立てにより露出を減らされたりしたのだろうか。
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2021年1月13日付(表示は12日)、同日の状態
13日と言っても0時43分なので、12日の内に動画が出ていたのかも知れない。
だとしても間が開いた。この動画は残っていない。
2021年1月13日付(表示は12日)、同日の状態
前年12月24日以来の非皇室噺。同日に、西村経済再生担当大臣への批判の動画も出した。
或いは、4日の動画で著作権侵害が問題になり、暫くは皇室噺を控えたのだろうか。
14日から皇室噺に戻り、15日は再生回数が万単位に戻った。10日間ばかり露出を減らされていたのだろうか。
私は配信側に回った事がないので、詳しい事は解らない。
怪しいサイトも否定せず
秋篠宮殿下と奥野氏の「密約」~小室圭さんの留学は、既定路線だった~: 2021年1月18日付
再生は3万回弱だがコメントは120を超え、盛り上がっている。
概要から。この動画は商業誌などの記事の読み上げではない。
その提供された「情報」とは何なのだろうか。
1分13秒で撮影。同じ文を見付けた。太字の部分だ。
下の記事の第3章の冒頭。消えた訳ではないが、サイト名が変わっており、署名も載せなくなったので、Kei氏の動画の時期に近いアーカイブを貼った。
皇室 菊のカーテン、2020年12月22日付、2021年1月17日の状態
「皇室情報室」の名で2020年夏に始まり、改名を重ねた。「菊のカーテン」で呼ばれる事が多い。丁度、動画の前日の採録。
署名は「伊藤友香子」だが、太字部分は「皇室ジャーナリストの木下聡氏」の語り。
動画と記事ともに、それぞれ続く部分も同じ。
動画では、続いて「検証」を試み、概ね是としている。
しかし記者(ジャーナリスト)としては、木下聡、伊藤友香子、どちらも小内誠一氏の所でしか見ない名だ。
その小内氏は、元宮内庁職員と称する。しかし知見に欠け、記事毎の言動に矛盾があり、詐称と見られる。それこそ日本語にも不自由していた。
日本救察隊 Japan Salvation Patrol、2021年3月2日付
掲載当時は『忍(しのび)のブログ』だった。この記事が出たのは動画よりも少し後だが、冒頭に貼ってある2019年12月の記事の如く、その前月の11月に登場するや小内氏の素性は疑われていた。
とはいえ信じる者もおり、小内氏は皇室サイトを幾つも立てて計9つに及ぶ。どれも誹謗中傷に満ちており、まともに判断できる人からの評価は甚だ低い。
打ち首こくまろ、2020年7月24日付
怪しい皇室サイト群を採り上げている。題の『皇室報道局』を含む多くのサイトは既に閉鎖や廃止。虫食い状態だが、掲載当時は活きていた。
小内氏と表向きは別の、メディアイノベーション合同会社が運営する『菊ノ紋ニュース』のみ続いている。同社の皇室サイトは更に多く、11もある。
画像のファイル名や論調の類似に見る如く、これらの運営は同じ。
菊のカーテンほかは、この後に出来たので載っていない。
これらの元を辿れば、百田尚樹氏の『日本国紀』検証で名を馳せながらも皇室誹謗化し、荒んで閉じた『論壇net』に行き着く。
rabbitbeatの日記、2020年1月23日付
論壇net、菊ノ紋ニュース、どちらも、宮本タケロウという者が書いており、両サイトの繋がりは明らか。
宮本氏は、小内サイトにも加わった。全て論壇net一味の仕業であり、隠す気もないのだろう。
論壇net、2019年7月26日付、翌27日の状態(表示は26日)
宮本氏が『Hanada』への寄稿を自ら紹介。写真の一つに、筆者略歴の一部が見えている。
私の名は、論壇netへの敵対宣言として選んだ。広告を剥がすと閉じたが、その前に菊ノ紋を作り、悪業を続ける。先に述べた如く、弟分が幾つもある。
『皇室新聞』が末弟に当たり、論壇netの過去記事を載せたりする。
木下聡は、ここの絵師であり、その通信販売を行う株式会社ガレオンの代表たる杉山沙耶佳氏の筆名と思われる。
論壇netでは、安倍ミカなど幾つもの名を使った。
やとりえ館主なる者が、サイトの管理を担っていた。論壇netの管理人たる、ろだん氏と見られる。他にも変名が多い。
伊藤友香子は、誹謗中傷エログロ動画屋として顰蹙を買った、高木克俊氏の筆名と思われる。他の論者との衝突を繰り返し訴訟沙汰。偉ぶっているが中卒で、逮捕歴もある。
論壇netでは、三神由佳などの名を使った。他の者が使う例もあるが。
2020年12月1日の状態(表示は11月30日)
この小内氏はデマ一味の頭目たる、ろだん氏だろう。
@k_zezehihi、で2019年に始まったが、2020年夏に変わった。呟きは引き継いでいる。
小室夫妻が結婚し日本を発つと、引退を宣言しアカウントも抹消。ゆえにアーカイブを貼った。
菊のカーテンの記事を貼っているが、リンクが上手く表示されない。それでも記事名は文字で出るので、劣情を煽る異常なサイトだと判るだろう。
ろだん氏は、ベリーベスト法律事務所 湘南藤沢の堀新弁護士と仲が良かった。
堀氏が『13歳からの天皇制』という本を出した2020年2月には、一味のサイトが濫立し、4から9に急増した。
以来、皇族の人権を考えましょう、それには私の本を読みましょう、と盛んに売り込んでいる。
ろだん一味による皇室への誹謗中傷、即ち人権侵害の反復継続で売り上げが伸びただろうか。
ついでに、メディアイノベーション社の代表たる井上征虎氏も、ろだん一味。
無署名で切り貼りの安直な記事が多い。オーストラリア在住。
この5人で一味。
他に、単発の寄稿者や、期間限定の内職なども居た。
Kei氏としては、運営の正体などは兎も角、信頼性の乏しいサイトという評価は知っていたと思われる。良くも悪くも、先行者は参考になるから調べるだろう。
ここまで採り上げなかったのは、同列に見られたくなかったのではないだろうか。チャンネル本来の話題である経済情報の質まで疑われかねない。
しかし視聴者は激しい話を好むのだろう。そして煽られた視聴者は、配信者を煽る。
もう1万字を超えた。この後に変化も見られるので、稿を改めたい。
お読み頂き、ありがとう御座います。『論壇net』が閉鎖して時も経ち、世の関心も薄れるなかで『菊ノ紋ニュース』など別のサイトが同じ問題を繰り返しているのが残念です。ろだん氏たちの悪事を妨げるべく、ご支援を頂ければ幸いです。