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ぬか漬け生活始めました6

わたしのぬか漬け生活の歴史はこちら。

きゅうりがこの時期でもまだ3本100円で売られていることがあり、定期的に大好物のきゅうりのぬか漬けを摂取できて幸せ。きゅうりと赤と黄色の2色のパプリカさえぬか床にあれば、お弁当はほんとうにあとは全部適当にやってもそれなりに決まる。弁当はやはり彩りなのだ。

その後の新しい挑戦でいうと、山芋を漬けてみたりもした。悪くはないけれども、ぬか漬けにする必要はないなと思った。山芋は短冊に切って、しょうゆやポン酢で和えただけで美味しいからね。ぬか漬けにしたところで、それを超えているかと言われれば微妙であった。つるつるすべる山芋をぬか床に安全に出し入れする心理的負担も軽くはなかったしな。

寒くなってからぬか床に水分が出やすくなってきたように思う。毎回、まぜまぜした後に表面にキッチンペーパーを2~3枚かぶせているのだけれど、次の日にはそのペーパーから滴るほどに水分を吸っている。足しぬかをしてもいいのだけれど、量があんまり増えるのもねぇ、ということでキッチンペーパーに水分を吸わせる作戦。ぬか漬け美人Lに付属の水取器では到底間に合わない。

さて、あと一週間で今年が終わる。一年前の今頃に今の未来は予想していなかったな。まさかこのコロナ禍に転職をするとは。そして新しい職場でわりとうまくやっているとは。そして、新しい職場のビルの入り口で、以前同じ職場だった営業の方とばったり再会して、わたしの新しい会社の商品を彼の取引先に紹介して頂けることになるとは。

年末年始は2年以上ぶりに帰省する。今年はもう弁当仕舞いということで、ぬか床もひとやすみさせたいので、ぬか床から残っていたパプリカときゅうりを取り出して、まぜまぜした後に表面をきれいに整えたぬか床入りのぬか漬け美人Lを冷蔵庫ではなく冷凍庫にそっとしまった。来年の弁当初めまでしばしの冬眠だ。凍ったぬか漬け美人L(7割程度のぬか床入り)はとてつもなく重い鈍器であることよ。

一年前にはぬか床をこんなに大事に育てる未来も想像していなかったな。


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