マガジンのカバー画像

何度でも読み返したいnote5

85
何度でも読み返したいnoteの備忘録です。更新は終了しました(2024.6.10)。
運営しているクリエイター

#note

Floating Forever│あるがままを生きる

7th Jul.2023 note を ひらく。『 今日のあなたに 』から、知らない誰かの文章を読むたびに、顔も知らないその人が、とても素敵な 文章を書く人なのだと知る。 その数を考えたことがなかったけれど、note で 文章を書いている人は、どうやら たくさんいるらしい。なかには、きっと一度も出会うことがない人もいるだろう。 その 広大な海のなかで、文章を書くことで偶然出会うことができるとしたら。そして、この先も何度も出会うことができるとしたら。それは ちょっとした、

人生を幸福に仕上げるコツはウインナーコーヒーにあるのかもしれない 《会社員》

「こんな簡単なこともできないのか」 会社で言われる度に落ち込んでいた。 私には、"簡単なこと"ができない。 ・・・ およそ10年前—— 特に栄えてはいないが、田舎とは言えないような町。ほどほどに人々が笑い、青ざめて見える。涙を忘れたかった日々。風に流され、空き缶が不気味に音を立てながら転がっている。 駅前の混雑も落ち着き、会社員たちが概ね出勤しきった午前10時半頃、私はゆらゆらと町を歩いていた。 太陽があまりに目にしみる。 私はくたびれたスーツを身にまとっていた

料理ヘタクソ人間と料理家の邂逅 ~ガチ料理家に料理を教えてもらったらチャゲアスになった~

今年のはじめにこんな記事を書いたところ ガチ料理家である山口祐加さんにまで届いてしまい、さらには料理を教えに行きたいとまで言わせてしまいまして、 なんと実際にわざわざ我が家にお越しいただいて、料理を教えてもらいました。 結論から言うと・・・・・・・・ すごすぎ大学すごすぎ学部を首席で卒業したのかと思うくらいすごすぎました 「ピーラーは手の皮が全部"ピーリング状態"にされてしまうのではないか?」「料理って食材を切る作業がダルすぎないか?」「アクって何?」等の私のやる気

やさしさの連鎖。

だいぶ前のことになるけれど、髪を切りに美容院行った。その日は、いつもと違うお姉さんが担当してくれた。 「髪、きれいですね!」 髪をとかすなり、いきなりお姉さんに言われた。 「そうですか?」 「はい!こんなにきれいなの珍しいですよ!いいなぁ、羨ましい〜」 こんなふうに人に褒められるのは久しぶりで、「ありがとうございます」と言ったきり、恥ずかしくて俯きがちになってしまった。 でも、なんだか心が温かくなった。褒められるって、こんなに嬉しいことなんだ。 「せっかくなので

「ここにいるよ」という安心感

明日は早起きだからさっさと寝なければならない、という時に限って眠れない。 そしてそういう時に限って書きたいことが出てくる。 というわけで短めの記事を。 私のnote担当編集者(らしい)AYAさんが以前こんな記事を書いていた。 もう半年も前の記事なのだが、私の心に強く残っている。 最後にとても大切なことが書かれているからだ。 この文章を読んだ時、私は泣いた。 ここに居続けるぞと宣言してくれる人がいる、ということが心底嬉しかったのだ。 「SNS疲れ」という言葉がある。 始