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羽野京栄note詩集

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羽野京栄による、noteにのみ公開している現代詩を収録。
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記事一覧

【現代詩】桜ゆらゆら

街は桜に彩られ ぼくはきみにふりまわされ 心地いいはずの春のそよ風は きみの手にかかれば嵐…

羽野京栄
3年前
58

【現代詩】桜の花が咲くときは

扉の向こうへ足どり軽く 春風があたたかく迎えるとき 今年もそう 桜の花が咲く 薄日でもまぶ…

羽野京栄
3年前
49

【現代詩】これから刻み始める日

青く澄んだ早春の空が 灰色の雲に染まったあの日 柔らかなその手のひらから 大切な宝物がすり…

羽野京栄
3年前
47

【現代詩】若葉が見つめる光

心凍える日を越えて 淡いぬくもり風が吹く 悩ましい時に揺れたけど 空に柔らか雲が舞う そっ…

羽野京栄
3年前
56

【現代詩】冬日向をあびて

寒風が肌にしみるけど 水色空に魅せられて 白く光ったお日様の ぬくもり感じてみたくなる 笑…

羽野京栄
3年前
45

【現代詩】成人式を越えてゆくきみへ

今日はきみが輝く日だったね 今にもそっと零れ落ちそうな 細くてやわらかなきみの命が 煌びや…

羽野京栄
3年前
44

【現代詩】Mr Emergency Man

きみは緊急事態の男だよ 真冬に大嵐を呼び込んだ こんなにみんなを振り回し 希望の幕が開けた年明け 絶望の世界なんか見たくない こんなはずではなかったよ きみは緊急事態の男だよ あの手この手で痛めつけて 僕らの策をねじふせる 僕らは進歩したはずなのに 僕らの予想の上をいく きみの賢さの源は何なの? きみは緊急事態の男だよ きみは人の心を変えてしまった さほど変わるものではないものを 人は焦ると鬼になる 鋭い目つきの獣にもなる そんな世にして楽しいかい? きみは緊急事

【現代詩】次の季節に吹く風よ

あれは紅葉がひらひら揺れ落ちて 木枯らしがささやきはじめた11月 あなたは私にさよなら告げた…

羽野京栄
3年前
28

【現代詩】箱根路を駆けるあなたへ

あなたは夢の世界にいる ずっといたかった夢の中 夢にたどり着くためにあなたは どれほど命を…

羽野京栄
3年前
40

【現代詩】一年はまるで昨日のよう

新しい年が始まる この場所で始まる ここで除夜の鐘を撞く 心打ちひしがれたとき 支え そし…

羽野京栄
3年前
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【現代詩】狂いと迷いが行き交う街並み

いつもよりも寒い冬 冷たい風は肌の奥まで染みわたる 強がりながら歩む僕 この街を進む足取り…

羽野京栄
3年前
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