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てま里滞在記 #3 〜南部町で見つけたSDGs〜
こんにちは、はんなです!
今回は鳥取県南部町におけるSDGsについて書いてみようと思います🌈
そもそも私がてま里にヘルパーに応募させていただいた理由の一つに、SDGsや地方創生・地域活性化への興味があり、それに関連する活動について実際に知りたいという想いがありました。
📍キナルなんぶ
てま里から自転車で約20分。
キナルなんぶという地域の複合施設があります。今年5月に新オープンして、とても綺麗です✨
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60348674/picture_pc_34006b7ece9b83e0a87858323be02bb7.png?width=800)
図書館、パン屋さん、ジェラート屋さん「pa cherry b.」、ワークスペース、南部町の生き物などが展示されているスペースなどがあります。
▽世界を知り、身近に新たな発見ができる🌍イマタの世界あちこち展
9月12日まで、地域おこし協力隊に所属している今田智子さん主催の『イモト』さんならぬ『イマタの世界あちこち展』が開かれています。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60270003/picture_pc_2699c43115eb20559f436bdab214b127.jpg?width=800)
今田さんが訪れた国の数はなんと50カ国!世界各地での素敵な写真がボード一面に貼られています🌍
今回の展覧会に込められた想いについて聞いてみました。
なかなか自由に旅ができない中、今田さんの展示をみた方が少しでも旅をしている気分になれるように企画したそう。
もともとは地域おこし協力隊の活動の一環として、町内の小学校や中学校で世界の写真を展示していた今田さん。
「私自身、子どもの頃には南部町は何もないと思っていましたが、世界に出て違いを知ること、個性を知ることで、日本、そして南部町にしかないものに気づくことができるようになりました。」
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60269927/picture_pc_e0c3023b6cb2f53aee060a1e662616cc.jpg?width=800)
「現在海外は益々遠い存在になってしまったけれど、子どもたちに世界を身近に、そして興味を持ってもらうよう講話などをしていましたが、子どもを支えるご両親そして、地域の方々を含めたより多くの方々に届けたいと思うようになりました。」
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60270063/picture_pc_d38926fd27f0eea0f61e49e95f53adba.jpg?width=800)
今田さんの展示会では、参加型企画も同時開催されています。
ここでは、今田さんが撮影した世界の風景と南部町の似たような風景を探して応募して、展示されるというものです。
「こうやって見ることによって、いつもの見慣れた南部町が違った風景に見えてきたり、海外と照らし合わせることで身近に感じたりできるのではと思っています。」
自分の国以外の外の世界を知って、改めて自分の身近なところを違った角度から見ることで楽しい発見もありそうです。
旅行にいった気分になりながら、南部町の新たな一面も知ることのできた展示会でした!✨
▽南部町の生物多様性に触れられる🌿なんぶふれあい館
キナルなんぶの奥に進むと、なんぶふれあい館という南部町にまつわる様々な展示物がみられるスペースがあります。
そこでは、南部町に住む貴重な生き物たちが見られます。ガイドの桐原さんが様々なことを教えてくださいました!
中でも印象的だったのは、
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60495687/picture_pc_9b53b7be235d6f921963e387f3f795ed.jpg?width=800)
「生きた化石」とも呼ばれる、世界最大級の両生類で特別天然記念物のオオサンショウウオや、
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60495682/picture_pc_ea4e2c141b1bb17dd3e9aae540fd2aaa.jpg?width=800)
なんと美しい!💙南部町の鳥に指定されているブッポウソウ。
そのほかにも、多くの生き物たちが展示されていました。重要里地里山に登録されている南部町の生物多様性に触れ、これらを守り続けるためにできることを考え実行しなければならないと改めて思いました。
📍図書館で発見👀✨ 本で広がるSDGs
てま里から徒歩約2分のところにある天萬図書館では、特設のSDGsコーナーがあります。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60348867/picture_pc_d82762bf52afc9cf95959c0e52949cd3.jpg?width=800)
担当者の方にお話をお伺いしました。
「図書館は、ただ小説を読みにくるだけの場所ではなく、知らない世界のことに触れて知って、視野を広げられる場所でもあります。」
図書館にいると、自分の興味のあることを深めるだけでなく、たまたま目に入って「これなんだろう」と新しいことに興味を持つこともありますよね。
この特設コーナーでは、17のゴールに関連するトピックにまつわる本がずらりと並べられています。
どの本もSDGsの一つのカテゴリーに限らず、複数のカテゴリーに関係しているので、自分の興味のあるテーマから、思いもよらぬ発見もあるかもしれません。
鳥取県独自の「とっとりSDGs宣言」↓
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60495757/picture_pc_aaf35d3b44216d50ed8a67d6fa41a234.jpg?width=800)
SDGsと言われると、「大規模なアクションを起こさなければならない」と感じることもあり、結局何から始めたら良いのか分からず、行動に移しにくいということもあると思います。
しかしながら、まずは自分の身近なところにあるものに興味を持ったり、調べたりしていくことから始める。地元の図書館に足を運んでみることもきっかけの一つになるかもしれません。📚
💡まとめ
世界を知ることで自分の地元のことをまた改めて知ったり新たな発見ができること。また、地球や自然を守るアクションのきっかけは案外身近なところにあるということを気付かされました。
自分自身の地元の図書館や公民館などにも足を運んでみようと思います!✨
今田さん、桐原さん、天萬図書館の方、ありがとうございました!😊
ではまた!
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