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イソジンうがい薬、わざわざ買わなくても大丈夫だと思いますよ。


「新型コロナウイルス患者の陽性率が減っていく、効くのではないか」と本日突如 注目をあびたポピドンヨード(イソジン)うがい薬ですが、
「予防のため」にわざわざ買い求める必要はないと私は思います。

昔はうがい薬といえばイソジンなどのポピドンヨードが主流でした。
ところが10数年前(?)からは病院でアズレンスルホン酸のうがい薬が主に使われるようになりました。

イソジンからアズレンに流れが変わったのは
イソジンが「強すぎる」という理由でした。

ポピドンヨード(イソジン)はウイルスや細菌に対する殺菌力が強いのですが、その分 口の中の正常な細菌叢も破壊してしまい、正常細胞を傷害するリスクが指摘されたのです。

そのため、「うがいは水で充分、もし使うのであればアズレンなどの粘膜修復作用のあるものを」という流れになりました。

私が勤めていた薬局では、イソジンが処方されることはほとんどなくなりました。
年に3回程度しか出ませんでした。
一方でアズレンうがい薬は毎日30人以上に処方されていました。



「感染予防」として大切なのは、こまめにうがいをするなどして口の中を清潔にすること。
10分おきにお茶を一口飲むなど、喉が常に潤っている状態に保つことだと思います。
喉が潤っていれば、細菌やウイルスを排出する防御機能が働きます。



前にも書きましたが、ウイルスから身を守るには
「温活、腸活、口の中を清潔に」
この基本を守っていれば大丈夫。
(手洗い・マスクは言わずもがなです)

イソジンうがい薬を探し求めて右往左往するより、水でのうがいの回数を増やしたり
こまめにお茶を飲むことのほうがいいと私は思います。

ちなみに私はほとんどうがいをしません。
コロナ患者さんと接したあとも、手洗い・消毒ののち
緑茶を一口飲んで終わりでしたが
何とも無かったですよ (・∀・)


落ち着いて行動してくださいね。


では、また。