わかりやすい!中医学の基礎Vo.17〜病邪について〜
今回までで、『気血津液』と『五臓』についての説明が終わりました。
中医学は、その昔、今のような検査方法もなく、人体の生理機能などもわかっておらず、ウイルスや細菌などもその存在が明確にはされていなかった時代に、なぜ人が体調が悪くなったりに重い病になったりするのかを、豊な想像力で説明し、養生法、治療法を経験の中から見出してきたものです。
『気血津液』も『五臓の役割』も、そう考えるとうまくいったという積み重ねのもとに考えられたものです。
現代に生きる私たちは、西洋医学の恩恵を