見出し画像

初めての欠航、初めての延泊【イタリア5都市周遊#Epilogue】

2023年2月 イタリア5都市周遊 - day7


行きと同じルフトハンザ航空で、フランクフルト経由で帰る。はずだった。
まさにカウンターでチェックインをしている途中で、まさかまさかのシステムダウン。

影響範囲は100万人と推測される、との噂も。そんな大混乱に巻き込まれた様子を備忘的に記録しておく。

↓↓↓

早朝にホテルを出る。

朝焼けの中のローマ

予定通りの時間に空港に到着。チェックインのために並んでいたら、途中で列が進まなくなった。どうやらシステムが落ちたらしい。それでも最初は手書きで対応したりして、なんとか運行を続けようとしていたみたい。

どうにかチケットを手にしたので、一応予定通り搭乗口に向かう。30年ぶりの手書きのチケットだとか。

出発ゲート付近。開放的で綺麗な空港に光が差し込む

そのままフランクフルト行きの飛行機に乗り込む。ここまでは一応、予定通り。

座席に座って一安心。早朝の出発で眠かったのですぐに目を閉じる。1時間ほど眠って、流石に空の上かと思って窓の外を眺めると、まだなんと地上にいる。

窓から見えた絶望の景色

待てど暮らせど飛行機は飛ばない。機長からのアナウンスでは、何時に飛ぶか分からないから一旦降りてロビーで空港で待てと。飛行機から荷物も下ろすから預けたスーツケースも一度受け取ってくれと。

振り出しに戻る。

朝と同じ場所で振替手続きが終わるのをひたすら待つ。影響範囲が大きすぎるらしく、なかなか終わらない。

待ちくたびれて空港で食べたジェラート

結局、その日にうちに日本に帰れるフライトには乗れず、ローマで延泊。しかも、明日のフライトチケットはまだ手元にない。なんというドキドキ感。

次の日。

日本行きのチケットを手にいれるため、再び早朝から空港で待機。

計12時間はここで待機していた、懐かしの場所

何度かトライを続けてようやく、アリタリア航空カーゴ便のチケットを手にいれる。不幸中の幸いはこれが日本直行だったと言うこと。

ありがとう。アリタリア航空。

1日遅れで羽田空港に到着。

新品だったスニーカーはこの7日間ですっかり履き潰されていた

欠航に巻き込まれるのも、予定外の延泊をしたのも、これが初めて。疲れたけれど良い経験になったということで。旅行の計画を立てる時には、もしものことを考えて余裕を持った計画を。翌日から仕事なんてことになっていたら笑えないもの。

なお、延泊分の宿泊費用は今のところ補償されていない。これは流石に納得できないので絶賛問い合わせ中。。。

そんなこんなで最後にちょっとしたトラブルに遭ったけれど、最後まで美味しくて楽しかったイタリア旅行。

イタリアでヨーロッパ15カ国目でした。もうしばらく、ヨーロッパには行かないかな。


Fin.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?