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自分に忠実に生きていきたいので

執着したくない性格が生み出す副産物として、主として据えていた考えや目的すらも移ろいやすいということがあり。移ろっていたって、どれも大事な価値観や考えだけど、継続的に労力を積み重ねることが結果に比例するのでもあって、結果を疎かにしないためにも、こうして振り返り、過去の自分と対話するために、考えたこと感じたことを記録する場が要るな、と。つまり、ザ・日記じゃん。どうせ書くならそれを、他人も読める(読む人いなくてもいいけど)noteに書こうかと。

ここまで前置き。

移住(愛知県都市部から山間部へのお引っ越し)し、暮らし方を変えてみた。
まずは、初めての土地に早く馴染み、地域のことを知り、地域の人々を知りたいとの思いから、店を始めてみた。
ここ、愛知県北設楽郡東栄町は、伝統芸能「花祭」などもあり、古いものや少し前の暮らしがまだ現役で生きている地域だ。国内で、しかも同じ愛知県内ながら、引っ越してきたときはけっこうカルチャーギャップがすごくて、タイとかマレーシアとかに行ったときと同じくらいの不思議な異文化感があった。(引っ越してほぼ4年になろうとしている今はかなり慣れ親しんでしまい、気付けばすっかりここでの暮らしが普通になっていたりする。「慣れ」の威力はすごい。)
その異文化感や山暮らしの「らしさ」が伝えられる場になれば、と、移住して1年後にJR駅前に「maru-kai」を開いて、訪れる人ともゆっくり話せる場とした。翻訳業など仕事をいくつか兼業していることから、ショップ「maru-kai」は基本は日曜日のみ営業。そして「maru-kai」で元々やろうと思っていた手仕事系のワークショップ(クリエーターの集う場)を、コロナのことなどもあって「maru-kai」は場所も狭く思うように活動できないことから、新たに別の場所を持つことに。
同じ町の中心地区にある廃校になった保育園を再利用した「datte」。運営代表として、同じく東栄町に移住して子育てや子どもの遊びに関する活動をしてきた松平夫妻が町から借り受けた施設。自分はそこにスタジオ(工房)とギャラリーのふたつの教室をテナントとして借りて入ることに。現在、壁紙や床などのリノベが終わったものの、まだまだ準備の真っ只中です。

一人で全部はできないので、少しずつ、仲間の輪を広げていきたい。こういった田舎は都会と違ってとにかく場所代がかからないので、自分たちさえ継続して頑張れば、少しずつ形にできていくのである。何時から何時までという拘束時間もなければ給料もない(逆にお金も取らない)活動だけど、やりたい人が銘々やりたいように関わりながら展開していく活動の場。自分はその最初のお膳立てと段取りをする。

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