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ホントにあった!?海賊の恐怖を描いた映画「キャプテン・フィリップス」

1   「カリブの海賊」ではありませんよ。

 「アフリカの角」ソマリア海域では今でもソマリア人による海賊行為が発生し続けているということをご存知ですか?

 日本の海上自衛隊がかれこれ10年以上も護衛艦とP3C対潜哨戒機を出して商船を護衛している事実をご存知ですか?

 えっ?海賊って「カリブの海賊」しか思い浮かばない。。そんなあなたにご紹介する実話に基づいて2013年に製作された米映画「キャプテン・フィリップス」

 主演はトム・ハンクス。実際に襲われたのはアメリカのコンテナ船です。

2  臨場感ハンパない〜えー、ソマリアの海賊ってこうやって船を襲うんだ

 主演にアカデミー賞を受賞したことのあるトム・ハンクスが抜擢され、彼の熱演が手に汗握るスリルとサスペンスを醸し出しているのと同時に、実際のソマリア海域の海賊とはこうやって自分よりも大きな商船を襲ってハイジャックするんだーーーという海賊が商船を襲うシーンが臨場感あふれ、恐怖心を煽ります。ハイジャックされ、乗員の安全と引き換えに人質となった後の船長トム・ハンクスが数々のチャンスを利用して海賊との駆け引きや脱出を試みる場面はパニック映画でもよくあるシーンですが、これは実際に2009年に起きた海賊による人質事件。事実に則して忠実に再現されていることもあり、卑劣な海賊たちの非人道的な悪行に憎しみも増幅。そして何より船長は救出されるのか?乗員は無事に脱出できるのかというハラハラドキドキ感が堪りません。

3  遠い東アフリカの地で今も起きている事実

 日本に平和的に生活していると知る由もないソマリアの海賊行為。

 そしてその海賊行為から日本の商船を護るため日夜「海賊対処活動」を続ける海上自衛隊ーーー

 わたしたちは知らない。この活動には私達の税金が注ぎ込まれていて、海賊から日本の船を護るために汗水流してくれるおびただしい数の人々がいて、そのおかげで海運物流が担保され私たちは平和で安心な日常生活を送れることを。

 これはほんの一例。私たちが知らないところで様々な事件や事故が発生して、それが回り回ってひょっとすると私たちの生活を脅かす要因にもなりかねないというお話しでした。

 「洋行学」ーーーー別に知らなくても全然問題ないんですが、知ることにより日々の生活が平和で穏やかに送れることへの感謝と幸せを感じることができるツール。

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