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ブリンケン国務長官の訪中(どう見るか?)

 6月18日米国務長官ブリンケンは北京の地に降り立った。

 今次の同氏訪中をNHK他主要なメディアと自称知識人(研究者)たちがそれぞれ好き勝手かつ無責任なコメントを発信しているが、ことの本質を見逃してはいけない。

1 リメンバー・キッシンジャー&ニクソン
 51年前のニクソン・ショックをご存知だろうか?

 当時のニクソン米大統領が日本の頭越しに北京に降り立ち(お膳立てしたのは当時のキッシンジャー国務長官)勝手に米中平和友好条約に調印し、その結果

 二階に上がって梯子を外された

我が国は無様にも遅れること数ヶ月で当時の田中角栄総理による訪中と

 日中平和友好条約

の締結という煮湯を米国に飲まされた、あの
屈辱を忘れて良いのか?

 今回のブリンケン訪中の真意はどこにあるのかを探らずして、良くもまあ第三者的なコメントが発信できるものだと感心せざるを得ない。

2 米国は今次ブリンケン訪中のデブリをすべし

 ブリンケンが我が国に立ち寄らずして米国に直帰するとしたらまず何を疑うべきか?

 我が国にデブリできない密室の取り決めが米中間で行われたのではないかという懸念を抱くべし。

 単に

  中国外相が握手の手を先に差し伸べた

 とか

  表見的な表情

しか観察できないマスゴミの発信内容を鵜呑みにしたら、後で臍をかむことになるのはすでに歴史が証明している。

 もっと世界政治の現実冷酷さに目を向け、ことの本質はどこにあるのか共に考えようではありませんか。

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