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私はこんな人間です

自己紹介


中学1年から今までトロンボーンをつづけています。
始まりは吹奏楽ですが、大学ではジャズ研に所属。ビッグバンドはあまりやっておらず(2年の時に山野に一度だけ出ました)。基本的にはコンボが中心です。

卒業してからは仕事の関係で、島根〜岡山〜福山に在住。仕事の忙しさにより濃淡はあれどジャズは続けてました。ビッグバンドで吹いたり、呼ばれてコンボに参加したり、自分のコンボを作って運営したり。
2008年くらいから、東京や大阪の出張の際に楽器持ってセッションに参加する「旅セッション」を始めました。知らない所のセッション、刺激的です。

スタイル

演奏としては、うーん、良くも悪くも「吹けるアマチュア」って感じです。セッションでたいていの曲には参加できるけど、プロの「ゾーン」、つまり聴衆を感動させるような瞬間は、数年に一度しか到達しない(まったくないわけではない)くらいのプレイヤー。

スタイルは、おそらく白人系のバップだと思います。
Carl FontanaとUrbie Green、Nils Landgrenが好きです。
グルーブ感の粘りはそこまでない。
高い音はでません。
でかい音もでません。
トロンボーンという楽器の枠を越えて、目指すスタイルはArt FarmerとStan Getzです。

基本的には独学ですが、重要な局面でプロの方にもレッスンを受けています(浜崎航さん、村田陽一さん、三塚知貴さん、永田有吾さん…などなど)。

(家でiReal Pro でやった This I Dig of Youです)

2012年くらいからピアノを本格的にさわるようになりました(小さい頃ピアノやっていなかったので、けっこうたいへんでした)今では、本職のピアニストがいない時にセッションでピアノ弾く程度にはなっています。

(これは職場の電子ピアノで。あ、アレンジもやるんですよ。これアレンジ?と言われるとあれですが。)

みなさんに言いたいこと

私は音楽的な素養がなく、音感がないところから出発し、ジャズ研で揉まれた男です。センスはからっきしですが、理数系の頭を生かしてジャズの理論的な部分を理解してジャズの世界に適応しました。

長年やっていると不思議なもんで、ピッチとかもだいぶよくなってはきました(昔はかなり悪かったんです)。

自然にアドリブを吹けるタイプではありません。試行錯誤して知恵を振り絞って今に至ります。

ジャズは絶対音感あり相対音感もあり、エスパーのように他人の演奏に同調できる「選ばれた人間」が演奏しているように錯覚しがちです。
多分それは錯覚ではなく事実なんですが(笑)、才能がないところから出発してもアドリブはできるし、続けることで美意識や才能は磨かれうる、といいたいです。

センスは漆のようなものです。あきらめずに塗り重ね、年月を経ると鈍く光りはじめる。
音楽的に劣等なジャズ研学生、昔自分もそうだったのですが、みなさんには「あきらめるな」といいたい。
孫悟空ではなくても、クリリンにはクリリンの戦い方がある。

音楽専科に所属していないジャズ研諸君。
君たちは音大生にくらべると音楽の経験は少ないかもしれない。が、ジャズの理論・法則のような数学的なものに対する理解力は、音大生より向いているはずだ。強みをいかせ。

音楽で稼いでいない社会人のみなさん。真面目に社会人をやっていれば、例えばPDCAサイクル(最近はOODA?)とか、問題解決手法とか、ビジネススキルを持っているはずです。そういうものも使って自分のジャズ技術を向上させていきましょう。

それがこのページでジャズ初学者の人に語りかける理由です。ジャズミュージシャンから学ぶことも沢山ありますが、勉強とかで得た問題解決手法はジャズにも活かすことができます。総力戦!



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