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役職で人は育たない!

DXとは、IT活用ではありません。
DXとは、ITを活用し新しい世界へチャレンジするマネジメントです。

ITに詳しくない中小企業経営者に寄添う学校
DX学校神戸校講師でIT導入診断士の埴岡です。

今回は人事(HR)についてお話しします。

役職で人は育たない

現在9割以上の企業が「管理職育成に課題」を感じているようです。
御社では管理職についてどう感じていますか?

ほとんどの企業に欠けている育成の視点について。

①管理職の仕事って何でしょう?
 管理職の仕事は管理職自ら売上を上げたり、
 自ら作業(ワーク)を行うことではありません。
 管理職の仕事は部下を育成することです。

 管理職の果たすべき役割は、
 人を育てチームを牽引することです。

②なるべき人がなっていない
 御社ではどんな人が管理職になっていますか?
 よく見るパターンに次のような事例があります。
 ・仕事が良く出来るから
 ・長く勤めてくれているから
 ・営業成績が良いから
 などなど。

 仕事が誰よりも出来るからと言っても
 管理職が出来るとは限らないのです。

 長く勤め会社のことが解かっていても
 管理職が出来るとは限らないのです。

 営業成績が抜群だかと言っても
 管理職が出来るとは限らないのです。

 人を育てるスキルを持っている。
 これが大切なのです。
 しかし残念ながらそうではないケースを多く見ます。

 人を育てるスキル
 ・コミュニケーション能力
 ・マネジメント能力
 ・リーダーシップ力
 このようなスキルを持っていないと
 とても人を育てチームを牽引することは出来ないでしょう。

③評価制度が充実していない。
 もし上記②を充足した人が管理職になったとしても
 部下の一人ひとりに対し確りとした評価が下せなければ
 その人の力が発揮できません。

 部下に「頑張れ!」と応援する基準もありません。
 曖昧な評価基準では育つものも育たないのです。
 部下は上司に具体的に応援されると嬉しいものですね。

④業務のIT化が進んでいない。
 管理職が業務処理の仕事に忙しくしていてはダメです。
 部下の一人ひとりに的確なアドバイスを行い
 成果にコミットするべき管理職が
 雑務処理に追われていては
 部下が困っているのか?悩んでいるのか?等、
 観察する時間もありませんね。

 ITを活用すれば部下と共有出来る大切な時間が創れます。

上記4項目の中では、
②の”なるべき人がなっていない”が、一番ウエイトとして高いですね。
しかし①③④も合わせて取り組むことにより管理職も育ちます。

管理職の育成、役職を与えただけでは出来ません。

管理職スキルを持っていて、
なるべき人を抜擢し、
評価制度の充実とIT活用で
本来管理職に求められる仕事を任せきる。
これらの実行により管理職も育ちます。

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