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スガシカオと歌詞、スガシカオの歌詞

スガシカオの新譜「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」を聞いている。
めっちゃ聞いている。
明日は久々に、スガシカオを見に行く。
FANKAHOLiCのツアー以来だなあ…

久々にライブに行くということを除いても、スガシカオの新譜だけは毎度発売日近くにキッチリ買っている。
同じように新刊を楽しみにしているのは安野モヨコで、
このふたりは長年メルマガを購読してる。

スガシカオを語り出すとキリがなくて、
作詞をしていて、意識的にいちばん影響を受けているとか、パクっているのはスガシカオだと断言できる。
弾き語り以前の曲も含め、自分の作詞曲をランダムに3曲選んだら、どこかにスガシカオはいるのではないか。
自分ではそんな気すらしてる。

わたしの言いたいことは、スガシカオが全部言っている

そんな風に思ったこともある。
渾身のそんな歌詞も、どこかで見たことがあるような気がしたりした。

新譜リリースにあたり、
スガさんは、メジャーのアーティストとは思えないような無垢さとまっすぐで広報活動をしていて、
胸がいっぱいすぎて、わたしは全部読めなかったんだけど
使い古されてないない、新しいわくわくに出会うような音やメロを作ろうとしたと言っていた。
わたしは、もう自分のオリジナルなんてないのかもしれない、なんて思ってたのに

でも、歌詞で言うならば
新しいアルバムを何度も聞いて
知らないスガシカオを知ったと同時に、
やっぱり、やっぱり好きだなあと思って

すごく唐突に、「これが芯だ」と
心臓を掴まれた気がして

そうだ、「足元から」という歌詞
わたしは、自分で書いた「あこがれた未来は、もう足跡になっている」という歌詞の中にスガシカオを見ていたのに
また、同じシーンな気がした

これが、芯なんだ。
変わらないものを、
手を変え品を変え
全部そんな新しいわけじゃない、続いていて
自分とか時代とか世界が変わっても
伝えたいことは、何度でも、きっと言葉と音にするんだろう。

歌詞を書く人ならきっと、みんなどこか
いや、ものを作る人ならみんな思うのかな
「同じことばっかり」
「新しいことをしなきゃ」

もし、わたしが自分の芯をきっちり掴んでいるなら
何度でも同じことを、
同じ感情と痛みを、
別の何かで、
そっと思い出したときにでも伝えていったらいい。

でもきっと、
わたしはその芯を、まだ自覚をしていないんだろうなあ。

もうわたしはめんどうなので、
音楽とかうたとかピアノとか自分とか、
そのへんを区別することはしないけど

生き様のどこかで、きちんと芯を掴みたい。
何年経っても、色褪せないやつ

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