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夏は床、ラグも良い

ごはんを食べると、眠くなる。
今日は、ダンメモ6周年の最終章”オルギアス・サガ”の第3部をめくりながら、ごはんを食べた。
楽しみにしていた周年の最終章
ハラハラしながら、あっというまの2時間と少し。
余韻に浸りながら、うとうとする。
ソファーは静かに、すべてを包み込んでくれる。

ああ、少しだけ眠ろうーーー

その”少しだけ”ってのができない。
5分、10分で目が覚めたりしない。
わたしに与えられた二つ名は松永”爆睡”であり、
いまの名前も”ねる”というのだから、とにかく寝ている。
「最近なにしてる?」て聞かれると、「え、寝てる……」と答えてしまうくらいは寝ている。

今日は、20分後に起きよう。
20分は許そう。
よくわからないけれど、目覚まし時計のアプリで「21時42分」ってやつがあったから、それをセットしよう。

それでさァ……
21時42分っていうのはいつも、「寝る前より眠い」状態になってるのが不思議だよねェ
いっつも思うんだけど。
寝るのが大好きで、起きるのが大嫌いすぎる。

小さなわたしは、二人がけのソファーでも充分(一晩余裕で)眠れるのだけれど
足を伸ばしたくなって、そのまま床に転がり落ちた。
ここ数年「ラグ」というものを覚えて、ソファーの足元にはラグが置かれている。
緑色の草原(じゃないかもしれないけれど、確かに緑)に、灰色の道路(滑走路かもしれない)
IKEAのキッズコーナーで買ったやつだ。
わたしは、キッズコーナーを愛していて
その色のガチャガチャしているところとか、ちょっと小振りなところとか、ほんの少しの乱暴や乱雑を許してくれそうなところが好きだ。
その、小さなラグに転がる。

ラグは良い、と思う。
うっとりする。

ソファーはまるで、海を漂う船のようで、ゆらゆらしながら、それでも安心感があって
床は床で冷たくて、夏は夜で、夏は床だと思っている。
でもまた、ラグも良い。
背中が痛くないのがいい。守ってもらっている気がする。
仰々しくないのがいい。
「さあ寝るぞ」というよりも、「まあちょっと寝ていきなさいよ」って感じがいい。

我が家でいうと、立地もいい。
基本的に、在宅時に付けっぱなしにしているほうのエアコンの、導線にある。
それが、真下っていうんじゃなくて、なんていうか、気持ちのいいところにある。
涼しくて、背中は痛くなくて、あたかかく守られていて
足も伸ばせて
ああ、なんと贅沢なんだろう。

気づいたら、22時41分の目覚ましがけたたましく鳴った。
いやあ、まだ眠たい。
目を閉じながら、考える。
ああ、ラグは良い。心地良い。
そうだ、今日はこのことを書こう、と思った刹那
次は、23時2分の目覚ましが鳴って
それから少しだけソシャゲを回して、なんとなく目を覚まして

約束通り、ラグについての話をしている。



(IKEAのラグ)
車とか電車が通るイメージだったらしい


(ダンメモ)
6周年ありがとう




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