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(振り返り日記)2月のエッセイまとめ

自分で書いた2月のエッセイを、ひとつずつ振り返って
大切なものを拾い上げました。

わたしがわたしを、知るためのセルフライナーノートです。

閲覧数が多かった記事

最初は違いがわからなくて、
わからないからわたしはダメなんだって、
なんでも知ってるあいつと自分を比べて、勝手に落ち込んで。
まぬけな自分を責められるような気がして。
ああ、それってすごい想像力だ。
誰もわたしに、何も言っていないのに。

閲覧数(3月1日時点) 500

月末に書いたのに、たくさん辿り着いていただいてありがとうございます!

タイトルと、あまのこさんのイラストがすべて(かわいいですよね)

これは、ここ何年かのテーマかな。
大切なひとつを伝えるために、またいくつかの表現とか、拾ってきたものを、ばさっと詰め込みました。

大切なあなたに伝えたいこと。
この物語が、親愛なるあなたの肩を叩くことができたならば幸いです。



スキが多かった記事

出掛けたいから出掛ける、のではなくて
君に会いたいから出掛ける、というように
新しいワンピースを着たいから出掛ける、ああそうだ、この感覚。

ちょっと買い物しちゃったの。
最近は、「着る機会もないし」と思って、なかなか洋服を買わないことが増えた。
みんな頻度は違っても、そういうところあるよね。

買っちゃって良いんだよ!の気持ちでいただけたスキだと思ってます。
あなたの身にまとうものが、あなたを別のところに運んでくれると、わたしも信じています。


「チョコレートがおいしい」
この、たったひとつの言葉でも、誰かを傷つける可能性をはらんでいることを知りながら
わたしは今日も、紡いでいる。

そんな愛情ひとつ、残ればいい。

できれば、この温度をあたたかいものと思って受け取ってくれる誰かに、わたしの言葉は届けばいい

エッセイの文末にも記載しましたが、ほとんどはじめての試みでタイトルから物語を編みました。
という手法でなければ、きっと語られなかった言葉たち。

チョコレートのくだりは、音楽から少し離れて、自分の発信の主軸を言葉に置き始めたころから、ずっと考えていること。
一日たりとも忘れなかったこと。これからも大切にしたいです。

思いの外たくさんの人に届いて嬉しい。
いつか、シリーズ化してお届けとかできたら…な!と思っています。


今月のわたしが気にしていたこと

毎日書くことは、
適切なBGMを選ぶ能力かもしれない

冒頭のたった25文字に、すべてが詰まっている。
それを、800文字にふくらめた物語。

本当に最近、これだと思うんです。
「スキな曲」じゃなくて、「いまの気持ちに寄り添う曲」を適切に選んで、執筆モードに入ること。
執筆じゃなくて、家事でもリラックスでも、なんでも
モードに入る、っていうのが難しい日常だからさ。なんて思います。


言葉を学んだら、いままでの自分の一部が死ぬような気がしていた。
なんとなく、良い子な文章を書いちゃうんじゃないかな、なんて思っていた。
わたしは、なんとまぬけなんだろう。

かんたんに死ぬなら殺してくれよ

今月は、学びの1ヶ月でした。
そしてそれは、「いまあるわたしを手放さなければ辿り着けない」と勝手に思っていたんです。
もっとわかりやすく言うと、「レベルアップするために、嫌いなことをしなくてはならない。嫌いなことを学ばなければいけない」って感じに。

でも、ぜんぜん違った。
純然たるレベルアップだった。
そして、過去のわたしはぜんぜん死んでくれなかった。
なんか盛大な勘違いだったな、いまではそう思っています。


なにもないけど好きな記事 (わたしらしいやつ)

「プライドより大事なものはないからだよ」と答えた。
プライドを折る瞬間、というのをわたしは決めている。
そうじゃないとき、むやみやたらにボキボキ折らないように。

家が近づくたびに寂しくなる、なんて言ったら叱られるだろうか。

「なにもないけど好きな記事、わたしらしいやつ」の筆頭。
別に誰かの何にもならなくても、こういうことは書きたい。
たぶん、世界の何処かを彷徨っているもうひとり(か、ふたりか。何人いるかわからないけれど)の、わたしに宛てた手紙。

「プライドより大事なものがある」みたいな立派なおとなにならなくても大丈夫。
だいじょうぶ、「家に近づくたび寂しくなる」って君が真顔で言ったら、わたしがとなりで笑ってあげる。


寂しさ、は強い感情だと思う。
あっというまに、全身を支配する。
溺れて、息ができなくなる。
他のすべての感情を、容易く殺す。

だから、もう決めている。
「寂しさ」を理由に、わたしは決断をしない。

寂しさを理由に決断しない。
わたしはこれから何度でも、この言葉を吐き続けると思います。

だって今日も、なにかを選ぼうとすると怖いって思う。
いまあるものを手放すのが、怖い。
その感情の根源は、「寂しい」って言うんだよね。

エッセイの中でお話していたラナンキュラスは無事に咲きました。


だからどうか、安心して欲しい。
あなたがいつでも、
懐かしいやかんのキッチンに、帰ってこられますように。

わたしがいつでも、あの日に帰ることができますように。

物語を作るときに、「思い描いたシーンや結末に辿り着くために、書いている」と言っていたひとがいました。
それは小説だったり、漫画だったり、歌詞だったり、いろいろなジャンルで。

キッチンのポラリス、わたしにとってはそんな物語だったと思います。
上記抜粋した部分が、この物語のラストです。

個人的に、「今月いちばん時間をかけて、タイトルを考えたエッセイ」でもあります。

いまでもタイトルつけるのすごい苦手で…
タイトルってすごく大事ですよね。物語のなにを、どこまで見せるのか。どう伝えるのか。
中身が聞けないCDのジャケットとか、タイトルみたいなもの。

タイトルだけで30分以上悩みました。
そして辿り着いたのが「キッチンのポラリス」。
ポラリスとは現在の北極星のこと。
北極星はほとんど移動せず、いつも真北にある星。
北極星を目指したら、いかなるときでも北に向かって進むことができます。

だから、「キッチンのポラリス」。
わたしたちがいつでも、変わらないこの場所に帰ってこられますように、って。

いままで「タイトルつけるの苦手」って思ってたけど、単純に「時間を掛けて考えていないからかも」と反省したきっかけにもなりました…


挑戦してみた記事

今月は、普段書かないタイプの記事にも挑戦してみました。

永遠に、ホワイトデーに欲しいものを語るエッセイ。
あれこれ考えていて、結局決まらなかったという話なんですが、
「思考を整理して並べること」でスッキリして
「自分の好きなもの、かわいいと思うものを並べること」でうっとりできた。
そんなしあわせな作品になりました。
こういうのは、また書いてみたいな。誰かが書いたのも読みたい。

こうしてエッセイにしてみると、他にも欲しいものがもくもくと湧いてくるから不思議だな、と思います。


お題への投稿作品をして書きました。
#ポケモンへの愛を語る

このお題を見つけたとき、ほんとうに嬉しくて。
そして、「Pokémon Day」のプレミアム配信の内容がすばらしくて、嬉しくて、生きるって思って。

月末で書きたいエッセイたくさんあったんだけど、ぜんぶ放り出してすぐに書きました。
好きなものを、好きだと。
そしてそれを、知らない誰かに伝えるために。

大切なことを教えてくれてありがとう。


以上です。

今月はいつもより、たくさんの記事をピックアップできたかな。と思います。

2月はずっと、こんな気持ちだったんです。

書くことが、すごく楽しかった。
時間を掛けたから思い入れがある、と感じる作品が多かった。

今まで、ピアノでいえば「即興」みたいな書き方が多くて、それはあんまり変わってないんですが
書いてから少し時間を置いたり、投稿前に読み直す時間を多めにとったり、自分の知識で足りないことを調べて補ったり。
今までの「言葉を削って主軸を伝えようとするやり方」から、「情景や感情を書き込んで伝えようとするやり方」に変化、挑戦を繰り返した1ヶ月でもありました。

実はこの振り返り日記は、「自分のベスト記事まとめマガジン」を作るために始めたものです。

800以上あるエッセイから「好きなものを読んで」って言われても困るでしょう。
だから、「わたしはこれがオススメ」とか、「お花が好きな人にはこのマガジン」っていう仕分け作業がしたかった。

過去も含め、振り返り日記を始めて約半月。
「ベスト記事まとめマガジン」に入れる記事がないな、なんて思ってたんです。

それは、「何がわたしにとってベストか」の基準を設けていなかったからだ。
なんて、当たり前のことに気づいたりもしていました。

まだ答えは出ませんが、「ベスト」に近い感覚の作品をいくつか執筆できた1ヶ月だったと思います。

楽しかったです。
あなたのお気に入りはありましたか?

2022年3月2日 まつなが



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