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【お金の話】会社をクビになって、失業保険をもらうことにした理由

ずっとこういう記事を書きたくて、
逃げたり、遠目に見たり、ぶつかって痛い目をしながら、
無職になることが決まってから、
無職になってから
わたしずっと考えてた。

お金のこと。

もともと、疑問ではあったんだよね。
「なんで、生きてくうえで税金って絶対払うのに、学校で教えてくれないんだろう」って。
きっと、「知らない人が多いほうが都合がいい」からなんだろうけど。
てことは、自分で学ばなきゃいけない。

今回退職した会社は、素人のわたしから見ると「法や税金的にホワイト」な会社で
人生で初めて有給もらったし、はじめて会社から保険証をもらった。
30歳のときのことなので、恥ずかしながら……て感じなんだけど。

だから、給与明細から「結構な金額」を引き落とされるのって、はじめてだったのよ…
確かに時給を下げての転職ではあったんだけど、これじゃあ食ってけない。
と思って、直談判したの。

「なんか月々結構な金額を引かれていて、なんか月によって違うんだけどこれなんなの??
 わたしアルバイトで時給だから、この給与明細の右側(保険料とか年金とか、引かれた分が右側に書いてある)内容を理解できないと、月収読めなくて死んじゃうんだけど」

上司に相談したら、すぐに人事?経理?の担当の人から説明を受けるミーティングを設けてもらった。
業務時間中だったのにも関わらず…
これについては本当にありがたいな、と今でも思っているし、めちゃくちゃ感謝してる。
のだけれど、これって普通のことなの? 普通は聞いたら教えてくれるの? 業務時間中でも?
そもそも、わたしで言う「給与明細の右側」について、みんなどこで学んでるの?

知っているのが当たり前なの?

……よくわからない。

いま思えば、無知だからめちゃくちゃ損したよね。
今回退職した会社の、その前の会社でもアルバイトで週4〜5で、9時間拘束の8時間労働。
直近でやっていた仕事と、同じ時間働いていたから、もしかしたらわたし、前の会社でも有給もらえたんじゃない?
4〜5年前のことだから、法律的なことが違ったのかもしれないけど…
でも、あの会社では「有給って正社員が使うもの」で「正社員の人もほとんど有給取ってない」って感じだった。
この会社を退職したのが月半ばだったので、取引先の人に「あとは有給消化ですか?」て聞かれて、なんとなく「有給なんかもらってないですよ」って言っちゃいけない気がして、苦笑いで「あはは〜」って返してたのが、懐かしいわ!!!

いま、あの会社がどんな風になっているか知らないけど…
だから、直近の会社で、有給とか保険証とか出てきて、わたし感動しちゃったんだよね…


たぶん、感動しているバアイではなかったんだ。
わたしがもっと、税金とか世の中の仕組みについて知っていれば「ソンをしない」とか「得をする」とか、あと「堂々としていられる」ような気がする。
だって、お金のこと毎日考えてるのに、意味不明な税金払ってるって、やっぱり意味不明で不安じゃん…
この動画見たら少し心が落ち着いたので、同じ不安を抱えている方はよろしければ

この動画でお話されている内容ではありますが、
考えてみれば当然のことだけど、
税金なかったら医療費めっちゃ高くなるし、交番もなくなるよね…
それは困るし、然るべき人に然るべき給料は支払われるべきだ…

そして無職になったわたしは「失業保険」をもらえる立場になった。

ていうことも、人に教えてもらったんだよね。
本当に急に、「4月30日で契約満了となります」って通告を受けたときに
「あ、急いで求人情報見なくちゃ」て思ったの。
すぐにでも、って。
でも、帰宅した同居人に「失業保険もらえるから」って言われて、「その手があったか!」て初めて気がついた。
もし、誰かがこのことをわたしに教えてくれなかったら、無知だったばかりに死ぬことになっただろう。と思う。
死なないにしても、大変厳しい未来を迎えていたことは、想像に難くない。
そして、「noteを60日間毎日更新する」「エッセイを30日間毎日書く」わたしには、絶対に出会えなかった。

だからわたしは、失業保険をもらうことにした。

知らないことが多すぎる。
この「失業」かつ、「会社都合の失業」ですぐに失業保険がもらえる、有り難い環境の中
「職探し」をするよりも、「失業保険をもらいながら、世の中のことやお金のことを勉強したい」と思った。
そしていま、ほんとうにホソボソしか勉強できていないし、わからないことの方が多いけど、1ヶ月間よく考えてちょっと学んで、ようやくお金の話を自分から切り出せるフェーズにきたと思えた。

無知で貧乏な30代が、急にスーパーマンになれないことは、わかっている。

いまのわたしには、フリーランスで独立する知識も経験も何もない。
でも少しずつ勉強して、「お金のこと」を語ることを、少しずつ日常化していきたい。
日頃のエッセイを書くような身軽さで、向き合っていきたい。

めちゃくちゃ怖いけど。
逃げた先にも、安寧はない。
会社勤めして、満足のいく給与を保証されれば、一種の安寧かもしれないけど
きっと、わたしの行きたいところはそこじゃない。

まだわからないことばっかりで、めっちゃ不安……不安しかない。
でも、わたしとあなたの安心につながるための記事を書きたいから、当たり前だけど不確かな情報は書かない。
だから、詳細については引用も増えると思うけど
わたしはわたしの目線で、使えるもの全部使って、少しずつ人生を紐解いていきたい。
そんな風に思っています。


photo by amano yasuhiro

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