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34歳独身漫画家が、なんでも正直に話したら

タイトルが気になってしまい、ついつい聞いてしまったあんじゅ先生のvoicy

あんじゅ先生の漫画って、大変にわかりやすい…
「あ、このひともわかってないところから漫画描いてんだ」
「最初の知識量は一緒だよね」というところがとても好きで、著書読ませていただいております。

常に目からうろこ
お金のことも身体のことも、なんも知らんかった…

そんなあんじゅ先生の存在が気になっている
いちばんの理由は、年齢が近いからなんだな〜〜〜
(同じく昭和の終わり生まれのわたし)

34歳、フリーランスとして漫画家をしているあんじゅ先生が
「なんでも正直に話したら」いったいなんの話題が飛び出してくるんだろう?

わたしは、それを確かめたい。

下記、確かめた内容。
あんじゅ先生がしゃべっていた内容は、枠内に表記します


(はじめに)

よく言われるんですよ。
病まないんですか?
自己肯定感高いですね
強いですね、って

そんな切り口から始まる物語がまずたまらん
わたしも言われたりする。
「あはは〜」とか「でしょォ?」って笑いながら
夜には泣いたり発狂するような人生を送っている。
(そういうこと言うやつのほうが〜〜〜よっぽど強いんだよぉぉぉという言葉を呑み込みながら)

そして、「ストレスないんですよ〜」って笑いながら話す、あんじゅ先生が日々考えている悩みはこんな感じ。

どうやったらvoicyでいいことしゃべれるかな
もとトークスキルがあればいいのにな
もう少し下半身スッキリしないかな
あと3キロ痩せたいな
どうやったら"あんマンサロン"(あんじゅ先生が主催しているオンラインサロン)のメンバーが売れるかな

下半身スッキリしたい!
3キロ痩せたいに完全に同意…
わたしも下半身すっきりさせたい勢なので、あんじゅ先生がダイエットの話してると、いつも一生懸命見たり聞いたりしちゃう…


抱えているのは、ストレスではなく"課題"

悩みは、ストレスではない。
わたしの悩みは「課題」
挑戦したり、試行錯誤したり、実験したりする。
うまくいかないゲームーーーみたいな感じ

「ゲームっていうとちょっと」と前置きしてくれたけど、なるほどわかりやすい。

ゲームって、【試行錯誤→挑戦→クリア】の繰り返して最後のボスに辿り着くからね。
最後のボス出てきたと思っても、反対側の世界に行っちゃったり
2年後の続編が出たりするから(出ると嬉しい)、僕たちの冒険は終わらないのである。

冒険の終わりは、いつもちょっと寂しい。
と思うのはわたしだけだろうか。
だから、終わらないゲームみたいに続いていく「課題」って、なんか良いような気がしてならない。


ストレスの多くは人間関係だと思う。

ストレスの多くは人間関係だと思う。
家族とか、恋人とか、職場とか

「そこを徹底的に排除した」と語るあんじゅ先生。

確かにな〜〜〜
わたしもいろいろ悩みとかあるけど、いろいろ考えたとき「だいたいのことは自分で解決できる」って気づいて
最終的にわたしを苛立たせているのは家族だと気づいたことは、記憶に新しい。

大学職員時代、すごく嫌いな女の先輩がいて、その人に会わないように必死だった。

会わないように必死っていうのもなかなかすごいけど、
そして、社会人1年目で生理が止まったと言われてびっくり…
それはほんとうにやばいやつ。
男性にわかりやすく説明すると、「子どもが産めないからだになる」ってこと。
相当な負荷がかからないと、生理って止まらない。
(わたしは止まったことない)


自分のストレスの原因を理解すること

ストレスの多くは人間関係である。
でも、人によって違うし、人間関係以外のものもある。

・上司の存在ストレス
・仕事がうまくいかないことがストレス
・早寝早起きがストレス
・人前でしゃべることがストレス

「上司の存在」は、人間関係のストレスで
下のみっつは「うまくいかなかったらどうしよう」的なストレスのような気がする。
苦手で、乗り越えるのが困難なこと。または乗り越える必要がなかったり、乗り越えたくないこと。

仕事でうまくいかないことが、人間関係の悩みに変わることもありそうだよね。

自分のストレスの原因をしっかり理解して、それを避けるのかうまく向き合うのか考える必要がある

そう言われたときに、【わたしの本当のストレスってなんだろう】って
答えられなくてびっくりした。

わたしは早寝早起きが苦手なんだけど、最近は「いうほど苦手じゃないかも?」って思ったりする。
嫌いだけど、朝は起きれるし、そもそも寝るのが好きで起きるのが嫌いなのいつも。

わたしが本当に嫌いなのって、「早寝早起き」じゃなくて「決まった時間に行動すること」かもしれない。

朝早く起きることじゃなくて、「決まった時間に起きること」
だから会社が好きじゃなくて
でも、いまの会社は「今日はやく帰りたい」とか「調子いいから残業しよ」とか、「明後日お休み欲しいです」とか、そういうのがかなり自由。
だから、ストレスが少ないのかもーーー

なんでようやく気づいたわたしは、ぜんぜん自分のストレスに向き合えてなかった…

ストレスは人によって違う。
だから、自分のストレスの根源にももっと向き合うべき。

これ理解しないと、ストレスコントロールができないじゃないか〜〜〜
ここまで34年もかかっちゃったじゃないか…


ストレス=課題であれば◎

ストレスはメリットという考え方があるけど、
それは、ストレス=課題や挑戦になっていること。
ストレスというよりも、やるべきこと、戦うべき壁

戦わなくていい壁とは、戦わなくてもいいのでは…?というあんじゅ先生。

そういえばむかし「文化祭みたいな生き方をしたい」って思ったいた時期があって(母校は文化祭なかったけど)
それって、挑戦とクリアを繰り返したかった、ってことなんだと思う。

あの、本番前のどきどき
毎日の高揚
はやく終わって欲しい苦しさと
当日の熱量と
終わったあとのさびしさと、眠れない感じ
わたしはそれを繰り返したくて、手放したくなかった。
もしかして、長年バンドを続けていた理由ってそれかもしれない。
バンドって、ライブとかリリースとか、文化祭みたいな目標立てやすかったから。

でも、うまい課題が
目標とすべき文化祭が見つかっていない。
ていうのが、近頃のわたし。

って、気づいていました。
でも「見つからないな〜」って思って、きちんと向き合って探せてなかったな。
案外、答えは近いところにあるかもしれないなあ、なんて
あんじゅ先生の笑い声を聞きながら、思ったりしたのでした。


ストレスをコントロールすること

脳はウッと萎縮するのと、ストレスを感じる
そこから、胃とか神経に信号を送って身体を動かす
萎縮が多くなりすぎると病気になったり、生理が止まったりしてしまう

という話を聞いて、「ウッ」と思ったのはわたしだけではないはず…

この「ウッ」を、無視して生きてきてしまった。と思う。
まあいいや、と思って流してしまったり
痛さに耐える方法を学んでしまったり
なんで痛いのか考えずに、また同じことを繰り返すーーー

ストレスを感じないようにするための努力は必要かもしれない
自分がもっと評価される場所を探したり、自分がいやすい環境を作ることを努力すること。


成長できる悩みを持つこと

あんじゅ先生は、こんなふうに言ってくれた。

悩みはいっぱいあるけど、ストレスみたいなものはない
悩みを解決したらもっと成長できる、デカくなれる

わたしももっと、デカくなるぞ〜〜〜
なんて、すなおに思えました。

30歳すぎたら、もうちょっと落ち着かなくちゃとか、安定させなきゃって、どこかで思っていたけど
しぬまでデカくなりたい。
わたしも、課題を見つけて挑戦したい。
でももうおとなだから、誰もわたしに課題を与えてくれない。

「できないかも」っていう不安とストレスの狭間みたいな感情を越えて
その先に挑戦と、成長があるっていう、当たり前のことを噛み締めちゃう…


自分か感じているのはストレスなのか、ポジティブな課題なのか

で、乗り越えてもどうしようもないこと、
成長できないってことがストレスなんだな。

自分か感じているのはストレスなのか、ポジティブな課題なのか
いま一度考えてみるといいかもしれない。
乗り越えたら自分にとって素敵になれるものは、課題だと思う。

嫌いな上司を乗り越えても自分は素敵にならない、と思ったらストレスなのかもしれない。

とにかく、考えることから、わたしは逃げてたな〜
なんとなくやだから、おいしくないから食べない、みたいな。

そうじゃなくて、味が嫌いなのか素材が嫌いなのか
原因がわからないと、また食べちゃうって、それだけのことなのに。

家族との悩みは、苦しくて、すぐに投げ出そうとしていたことをようやく反省できたよ…
相手はいつも、「乗り越えようぜ」「当然、噛み合わないこともある」っていうスタイルでいてくれたのに
わたしはすぐに、別居したほうがいいんじゃないかとか、わたしたち会わないんじゃないの?って言ってたわ…
居心地のいい場所って、与えてもらえないんだよ。
努力して作るんだよね。

家族との話に限らず、今までは成長機会を「つらい」って思って逃してきてたような気がしてならない。
だって、挑戦って苦しかったりする。

悟空だってゴンだってルフィだって、新しい技を手に入れるときにはボロボロになるし、大事なものを守るためにボロボロになっているのに
無意識のうちに、ボロボロにならずに生きようとしていたよ。

イージーモードの人生はない。って、友達が言ってた。
結局何かしら大変なことがあるならば、なにで大変なのか
そしてそれをできる限り「挑戦」と思って取り組んで、その場のつらさより「終わったらデカくなってやる」っていう気持ちとビジョンを持って生きてこうわたし。


他人と自分は、ストレスの原因が違うよ。という話でした。

これがあんじゅ先生が正直にしゃべった結果でした。

超勉強になりましたありがとうございます。
ひとりでぐるぐる考えて、どこへもゆけなくなっていたことを、あんじゅ先生が笑って話してくれて「そうだよな!」ってたくさん思えた。


良い話だったから書いてみた

そして、あんじゅ先生の話を聞いていたら「これを書いてみたいな〜」と思って、「人の話を勝手にまとめて書く」っていうのにも挑戦できました。

そりゃあ、書くまではいろいろ大変で
voicyを聞いて、理解して、まとめて、話していることを書き出して
構成を考えて、いつも1000〜2000文字で1記事にしているのに、4000文字以上書いて、途中では「しんどいな〜」って思ったりしたけれど

乗り越えたかった壁でした。
乗り越えてよかったです。
そしてたのしかった!
人の話をまとめて書く、という試みが自分にとって楽しいものだなんて知らなかったです。
また、人の話を聞いて。書いてみたいな〜なんて思えました。


(さいごに)わたしだったらなにを話そう?

わたしだったら、「34歳フリーターの言いたいこと」になるけど、なにを話すかなあ。

不満か本音を、笑って話すかもしれない。
そしてそれは、「年齢とお金のこと」のような気がする。

1000日間、途中で病気療養でお休みしたりしていたけど、毎日書いている中で、この話題がすごく多くて、この話題が出るとため息つきたいような、言い訳したいような、自分を励ましたいような気持ちだった。

たぶん「34歳」で「フリーター」であることが気掛かりで
それが、正社員になったら解決するのか?って、たぶんそうじゃないから
もやもやして書き始めたのが、32歳の無職時代たったような気がします。

「君に伝えたい100の言葉」というマガジンを
なんでもいいから、100個エッセイ書いたら答えが見つかるんじゃないかな〜って気持ちで始めてみたのに
答えは全然見つからなくて

1000の言葉か。ようやく答えか。
1000日の試行錯誤長すぎん??

でもこれで、乗り越えるための挑戦にいけるね。
クリアして、もっとデカくなるぞ〜〜〜

そして、今日挑戦した「人の話を聞いて書く」っていうのは
クリアに必要な挑戦のひとつでした。
こうやって、書くことでこうやって世界と関わって生きたかった。


あんじゅ先生ありがとうございました!
最初お見かけしたときは、グラビアとかやっていて何者??って思ったけど、いまはめちゃくちゃ尊敬しています。

今日の言葉が、そのかけらだけでも、
あなたにとっても素敵な出会いになりますように。

2022年11月19日 松永ねる


(あんじゅ先生のリンクまとめ)

※Twitter


※Instagram


※voicy(このタイトルも好き)

※そして、今日書かせてもらった回はこちら(冒頭のリンクと同じ)
ぜひ、あんじゅ先生の声で聞いてみてください




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