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「ダンメモ」と過ごした1年間

1年間、がんばってきたと断言できることがある。

それが、スマートフォン向けゲーム
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~
通称、「ダンメモ」である。

ダンメモとは
大森藤ノ先生の小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」通称「ダンまち」から派生したスマートフォンゲームで、
「ダンまち」のメインストーリーはもちろん、
アプリ内限定のストーリーをフルボイスで楽しめるという
「ダンまち」ファンとしては、大変にありがたいアプリである。

「ダンまち」は2015年にアニメ化、
2017年に外伝の「ソード・オラトリア」がアニメ化、
そして昨年2019年に2期のアニメがあり、今年10月以降に3期がアニメ化される。
もしかしたら、アニメを見たり、名前を聞いたことがある人もいるのでは…?と思う。
そういう人はぜひお友達になってください。


わたし自身は、同居人の勧めで数年前にアニメを見て、
現在では、すべてのアニメと映画を見ている。
原作小説は量が多すぎて手を出せていないので、大変恐縮ではあるんだけど…

映画を見に行ったときのわたしは、世界でいちばんしあわせそうだった…

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そして去年、意を決してゲーム「ダンメモ」をダウンロードした。

基本的にゲームは大好きなんだけど、
本当に熱しやすい性格なので、ゲームをはじめると「寝ても覚めてもそのこと」しか考えられなくなるタイプである。
もともとダンまちが大好きなので、ゲームなんかはじめたら、もうずっとゲームしかできないかもしれない…
そんな不安もあったが、あるとき友人が楽しそうにゲームの話をしているのが本当に楽しそうで、「わたしもやりたい!」とすなおに思えた。

それが、1年と少し前
ダンメモが2周年を迎える、少し前のことだった。


ゲームというのは何であれ、「それぞれの世界の常識」がある。
それはゲームそのものの世界観もそうだし、操作方法や専門用語も違う。
そういうのを覚えていくのは、正直億劫だと思っていたし、やっぱり最初は苦戦した。
それでも、プレイして学んでいくことで少しずつ、そしてすぐに慣れていった。

最近のスマホゲームでよくある「スタミナ制」なので、
「スタミナがあるあいだは行動ができる」というタイプで、スタミナは現実の時間経過に比例して回復する。
つまり「時間が経たないとスタミナが回復しない=ゲームができない」ので、一日中ゲームをやってしまう、というようなこともなかった。


わたしとダンメモは、すばらしい関係で1年間を過ごしてきた。


朝起きれないとき、目が覚めないとき
まず、ダンメモをつけて日課をこなしていくと、目が覚めてゆく。

いままでは通勤電車で寝ていて、会社につくときまで寝ているようなわたしだったけど
電車の中でダンメモをやっている時間は、確かにしあわせだったし
「電車で無駄な二度寝をする」ということがなくなったので、身体にもよかったように思う。

新しいストーリーが公開されるたびに、わくわくした。
わくわくしながら、ひとりで部屋に引きこもって、イヤフォンをつけて話を読んだ。
いつも、どきどきさせてくれるストーリーだった。
「もうこれアニメ化したほうが良いよ…」と思える大掛かりなストーリーがくるたび、わたしは泣いていた。
彼らの世界のしあわせを願っていた。

ガチャも、毎回わくわくしながらひいている。
好きなキャラが出るとにやにやする

そして、「何事も一生懸命やれば楽しい」ということ、「楽しむことと一生懸命やることは両立する」ということを教えてくれたのは、ダンメモだった。


ゲームを進めていくうえで、勝てなくなることもある。
特に、他のプレイヤーと強さを競う「戦争遊戯」や
多くのダメージを与えて限界まで生き残る「栄光挑戦」は、
ストーリー攻略そのものとは関係ない要素なので、難易度が高い。
特に、「栄光挑戦」は、挑んでも自分の好きなキャラがズタボロにやられていくので、最初のうちは全然やりたくなかった…

それでも、ゲームを進めていくうちに強くなって、「栄光挑戦」でも反撃してそれなりに戦えるようになった。
わたしはひとり、「強くなったなあ…」とつぶやいた。

1年以上先にプレイをはじめていた同居人は、レベル的に今でも雲の上の存在だが、
「戦争遊戯」の模擬戦では、たまに勝てるレベルまで成長した。

「強くなりたい」 わたしはたくさん悩んで、考えてきた。

強くなるのは運要素もあるのだけど、
運要素で手に入れた手札を、どう強化して配置していくか。
配置で強さは異なる。
考えなくては、強くなれない。
わたしは、強くなるために努力をした。

配置を変え、キャラクターの特性を学んだ。
勝つためには、自分の手持ちのキャラクター以外にも、対戦キャラクターの流行りもチェックしなくてはならない。
だいたい月に1回、最近はそれ以上のペースで新しいキャラがリリースされている。

もちろん課金することで強い手札を手に入れることも可能なんだけど、それこそ果てしなくなってしまうので、無課金で楽しませてもらっている。
(金銭的に支援できないのは申し訳ないので、映画のDVDダンメモのサントラ買いました)


もちろん途中で飽きてしまったり、考えることに疲れてしまったりすることもあった。
「毎日頑張りたい」という気持ちもあったけど、「自分のペースでゲームに向き合うのも悪くない」と、怠惰な自分を許せるようになった。
ちょっと疲れてしまったときは、「戦争遊戯」や「栄光挑戦」など、難しいコンテンツはお休みするようにした。

そして、時間が経って、新しいストーリーがリリースされて
物語の続きが気になってしまって、

どれだけ疲れていても、わたしは「ダンメモ」の世界やキャラクターを嫌いになったわけではない。
わたしは、何度もこの世界に帰っていった。


勝てたときや成績を残せたとき、
コツコツと準備をして、理想の手札を配置できたときは、本当に嬉しかった。
成果は、何にも代え難い充実感だった。



だからわたしは何が言いたいかって、


ダンメモ3周年ありがとう!!!!!


おめでとう、とも思うけど
本当にありがとう。
今回、こんな大変なご時世の中、3周年を迎え、予定通りに3周年の大掛かりなイベントをリリースしてくれた。
7月公開予定だったアニメ3期は延期になっているし、
ダンメモのカスタマーサポートが、「対応に時間がかかる可能性がある」と告知を出していたのを知っている。
そして、今回の3周年ストーリーは、ボイス未実装だった。

いままでずっと、フルボイスでリリースしてたから、運営側も悔しい気持ちがあったのではないか。と勝手に想像している。
でも、リリースしてくれて本当にありがとうございます。
わたしはこの3周年のストーリー「アストレア・レコード」がリリースされたことに、すごく勇気をもらいました。(話的には続きが気になる内容ですが…)


また、お休みすることもあるかもしれない。
何年後かには「ダンメモ?そんなのもあったね」という日がくるかもしれない。

それでもわたしは、ダンまち・ダンメモからもらった勇気の物語を、
物語へのわくわくとどきどきを、このコンテンツがわたしの日常に彩りを与えてくれたことを
「強くなりたい」という気持ちを、
「冒険する」というひたむきさを
絶対に忘れない。

わたしは、この先の人生もできるだけ長く、
ダンメモと一生懸命向き合う、冒険者でありたいと思っている。


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