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私が見た新型コロナワクチンの実態<勤務医有志の座談会・第1回 ワクチンの効果は机上の空論

第7波”によって日本の新型コロナウイルスの新規感染者数は激増して世界最多となっている。しかし、その一方で感染拡大や重症化を防ぐためのワクチン接種率もまた最も高い国の1つだ。

 4回目どころか秋には5回目接種が始まり、政府は7回目までワクチンを購入済みとの報道もある。にもかかわらずなぜ感染拡大は続くのか、このまま打ち続けることでリスクは生じないのか──ワクチンの大規模接種が始まって1年が経過したいま、最前線の現場で医療にあたってきた勤務医たちが本音で語った。【全3回の第1回】

以下、記事の抜粋になります。
現場で奮闘しておられる医師達の生の声です。

ワクチンの効果は机上の空論

〈2021年4月、高齢者への優先接種を皮切りに「感染拡大防止のため」をスローガンに約1年半にわたって全国で推奨されてきた新型コロナワクチン。その効果を現場の医師はどう感じているのか〉

C夫:毎日50人以上の患者を診ているぼくの体感から言いますと、いま病院に来ている陽性者の9割は3回目まで接種しています。
B子:私のところの入院患者も、一度も打っていないという人はごくわずか。8割以上が3回接種していて、残りのほとんども2回までは打っている。

A男:そうなると現場としては、「打つことが感染拡大を防止する」という説には首を縦に振れませんよね。公衆衛生の専門家は、臨床試験データを根拠に「ワクチンは効く」と主張する。しかし、現実の社会はあまりに複雑で、臨床試験データのような“理想的な環境”なんてどこにもない。ワクチンの効果は理想論としか思えないんですよ。

鳥集:国内外の統計や論文を見ると、感染を予防するどころか、ワクチンを接種した方が感染しやすくなっているのでは?と思うようなデータも出ていますが、実際のところ皆さんは、どのように感じておられますか。

D介:確かにウイルスが変異を続けるなかで、最初に蔓延したウイルスの型に対応するワクチンを何度も打てば、変異株に感染しやすくなることは理論的にあり得ます。ただ大前提として、世界各国でこれだけ感染状況に差があるので、外国の特定の集団のデータはあくまで参考にすぎません。日本独自の生のデータを見て判断する必要があります。

B子:そうなんですが、「ワクチンが効いたかどうか」をデータで検証するのはすごく難しいですよね。「ワクチンが重症化を防いだ」という専門家もいますが、臨床現場の高齢者はほぼ100%が接種済み。比較対象となる非接種者がいないので、打たなかったら本当に重症化していたかを知る術がないんです。
D介:コロナ禍初期は欧米よりはるかに感染者数が少なかったのに、接種が進んだ現在は欧米の感染者数を追い越している。この現実を目の当たりにすれば、ワクチンの効果を疑うのが当然です

A男:そもそも弱毒化しているウイルスにワクチンを打つ意味がどこまであるのかも疑問です。そういったことも含めて、新型コロナやワクチンに付随する問題を検証し、反省するには正確な統計データが必須です。でも、日本にはコロナ陽性者とワクチン接種歴をひもづけるまともなデータがありません。

 現在、新型コロナ感染者のデータは厚生労働省の『HER-SYS』というシステムで管理されている。感染者の年齢や性別、ワクチンの接種歴を入力することになっているが、当初は“ワクチンを接種したが正確な接種日時などが不明な新規感染者”を未接種として分類していたなど、その集計方法には疑問の声も上がった。

C夫:厚労省のデータはあまりにも問題が多い。集計方法のあいまいさに加え、8月4日に、医療機関や保健所の負担軽減を名目に、ワクチン接種回数を記載することも不要にすると発表しました。

A男:意図的かどうかを別にしても極めて杜撰。これでは検証も反省もできません。彼らは結局、うやむやにするつもりなんでしょう。

中村先生、ありがとうございます!

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