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マイナカード 一体化された健康保険証で別人の情報がひも付け!

マイナンバーカードを使ったコンビニエンスストアでの証明書の交付で不具合が発生する中、マイナンバーカードと一体化された健康保険証を医療機関などで利用した際に、別の人がひも付けされ診療情報などが閲覧されたケースがあったことが分かりました。

マイナンバーカードをめぐっては、コンビニで住民票の写しや戸籍証明書などを交付するサービスで別人の証明書が発行される不具合が発生していて、政府は運営会社に対してシステムの一時停止を要請しています。

加藤厚労相「入力時にミス 別人情報がひも付いたケース」
これに関連して加藤厚生労働大臣は閣議のあと記者団に対し、マイナンバーカードと一体化した健康保険証を医療機関などで利用した際、本人ではなく別の人の情報がひも付けされていたケースが確認されたことを明らかにしました。

厚生労働省によりますと、健康保険を運営する組合などが加入者の健康保険証とマイナンバーカードをひも付ける際に入力を誤ったことなどが原因とみられ、名前や生年月日に加え医療費や処方された薬などの診療情報が閲覧されたケースが、これまでに5件確認されているということです。

加藤大臣は「入力時にミスがあって別の人の情報がひも付いたケースだと認識している。今後は、そうしたことが起こらないよう、入力時に十分配慮することを徹底してもらいたい」と述べました。

情報の閲覧 想定されるケースとは

厚生労働省は、情報が閲覧された5件の詳しい内容を明らかにしていませんが、医療機関を受診した際に、別の人の情報が登録されていることを指摘されたケースや、マイナンバーの専用サイトでみずからの情報を確認しようとした際に、別の人の情報がひも付けられていることに気がついたケースが想定されるとしています。

専用サイトでは名前や生年月日に加え、加入している健康保険の種類、受診した医療機関や医療費、それに処方された薬の情報などが閲覧できるようになっていました。

一方、おととし10月から去年11月までのおよそ1年間で閲覧はされていないものの、入力ミスなどによって本人とは違う保険証の情報が登録されていたケースは7300件余りあったということです。
これらのケースは、健康保険を運営する組合の自主点検によって確認されたもので、すぐに閲覧を停止する措置を取ってデータを修正したため、ほかの人が閲覧することはなかったとしています。

当初からの懸念が、早くも現実のものとなりました。

現行の保険証を医療機関が目視で確認するいままでの方法で、長年トラブルなく運用されてきた健康保険制度。

マイナ保険証導入で、現場は大混乱。

しかも患者さんの病歴など、究極の個人情報が漏洩しているにもかかわらず、担当部署は責任の押し付け合い。だれも責任は取らない。

マイナポータル利用規約には「デジタル庁は一切責任は負わない」と明記されています。

つまり、利用者の自己責任。

あの💉と同じですね。


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