見出し画像

やはり含まれていたDNA!mRNAワクチンの致命的欠陥


現在のシュードウリジン化mRNAワクチンの製造法では、mRNAの合成反応に使用したDNAを除去することが極めて難しく、しかもこの課題の解決は極めて困難です。mRNAを分解すればDNAは除去できますが、製造したいものがmRNAですので、それでは意味がありません。

製造法が確立していないものを実用化することは大変困難なことです。mRNAワクチンの製造法には大きな問題はないはずという仮定のもとに多額な国費の支出が行われていますが、その前提が崩壊してしまいます。製造できないものの開発を進めることの意味はありません。当然のこととしてプロジェクト全体の見直しが必要になります。ここがDNA混入問題の最大のポイントなのです。

そもそもmRNAワクチンは異物であるウイルス由来抗原をヒト細胞内で産生するという免疫学の基本を無視した方法ですので、感染症に対するmRNAワクチンは全て失敗に終わると私は考えていますが、製造法に大きな課題があって、DNAの混入が避けられないとなってしまうと、混入したDNAが細胞内のトル様受容体を刺激して遺伝子導入細胞を殺してしまおうという免疫反応が起動します。そのため、DNA混入が避けられないということは、感染症以外の分野においてもmRNAワクチンの実用化は難しいということになります。
このように、DNA混入が避けられないとなるとmRNAワクチンにとっては致命的な一撃になってしまうため、その影響はたいへん大きく、多くのナショナルプロジェクトの全面的な見直しが必要になります。 そこで、Kevinさんが行った実験を他の研究者が追試するまで慎重に観察していましたが、サウスカロライナ大学の研究者が、Kevinさんが設定したPCRのプライマーセットを用いて、ほぼ同様の結果を得ることができました。 KevinさんのPCR実験のデモンストレーション動画が拡散されていますが、同様の実験が再現されましたので、mRNAワクチンにおけるDNA混入は避けられないことであり、それが複数の独立した研究者によって証明されましたので、mRNAワクチンは葬送行進曲とともに葬り去られる運命がほぼ決まったものと思います。 科学においては再現性が重要です。それも製造メーカーとの利害関係がない研究チームでの実験結果が重要です。Kevin以外の研究室でDNA混入が確認されたことは重要です。それも由緒正しいワクチンロットを使用しての実験ですので、この結果が出たことによってDNA混入問題はかなり信憑
性が高い段階になり、mRNAワクチン技術は越えがたいハードルに直面したと思います。たぶん、これでmRNAの実用化はかなり先のことになるでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?